インフレが下がるという奇跡が起きている 昨年12月に大統領に就任した自由至上主義者ハビエル・ミレイ氏の政権は当初誰も予期しなかったほどのスピードでインフレが下がっている。 左派ポピュリズムのアルベルト・フェルナンデス前大統領の昨年12月のインフレは25.5%を記録していた。彼の4年間の政権での累積インフレは1000%に近いインフレだった。だから、支持率を失い 2期目に挑戦することを辞退させられた。 フェルナデス前大統領を含め、ポピュリズムの左派キルチネール派による16年余り続いたインフレ高騰の政権に国民はうんざりしていた。そこで新しく自由至上主義者の政治に期待して国民はミレイ氏を大統領に選んだ。 ミレイ氏の基本政策のひとつは財政赤字を黒字に転換させてインフレを下げることである。その為に、これまで慢性的に発生していた財政赤字を減らす為に紙幣を刷って補填して来たことを廃止することにした。 例え
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