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ブックマーク / bohemian-style.hatenadiary.org (9)

  • これから先進国はどう食っていくんですかね。 - 漂流する身体。

    GDP年率換算▲12.7%ショックは記憶に新しい所だが、2003年位に端を発するダラダラした景気回復に外需が大きく貢献したのは間違い無い。ただ、ここんとこあちこちで見るGDPの輸出依存度、つまり輸出÷名目GDPの議論は正確とは思えない。2003年位迄は10-11%だった輸出依存度が、2007年度には16%にまで上がっているから、これが金融危機で死亡の要因という議論だったが、GDPの成長率寄与は純輸出で見る。純輸出÷名目GDPで、日の純輸出依存度なる概念をひねり出してみると、それは僅かに1.7%である。G7の中ではドイツが5%を超えているが、他の国は軒並み純輸入国である。純輸出依存度の推移は手元に数字が無いが、まぁ変動しても1%内外の話であろう。その一方で、グロスの輸出が6%も伸びたとしたら、それは単純に貿易がより活発になったり、加工貿易が進展した事を示すに過ぎない。 一方で、GDPの成長

    これから先進国はどう食っていくんですかね。 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2023/06/05
    2009
  • iPhoneが米国を救い、GALAXYが韓国を救う。 - 漂流する身体。

    JPモルガン・チェイスが、9/12にリリースと言われるiPhone5が米国GDPを0.25〜0.5%押し上げる可能性がある旨のアナリストレポートを発表した。計算は単純だ。 iPhone5の販売価格:600ドル うち米国に帰属する付加価値:400ドル ×10-12月予想販売台数:800万台 =米国GDP寄与:32億ドル これを年換算した128億ドルが米国GDPを幾ら押し上げるかだが、米国GDPは15兆ドルなので単純に割ると0.085%だが、レポートでは更に4倍の0.33%となっている。この辺の数字の綾はこのレポートからは読み取れないが、大体今年の米国の成長率は2.5%位と予想されているから、このレポートが正しければ、成長の15%以上をiPhone5で稼ぎ出すことになる。 ○元ネタのJPモルガンレポート とはいえ、まず今のiPhone4sが売れてる分は既に米国GDPに反映されているので、純増分

    iPhoneが米国を救い、GALAXYが韓国を救う。 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2012/09/15
    ” 更によく考えると、アップルから目の敵にされる位売れているGALAXYは、米国と比べるとかなり小さい韓国経済に対して、凄いインパクトを与えている可能性がある”
  • 旅レンズこと高倍率ズーム比較 - 漂流する身体。

    旅行が決まるとレンズを買いたくなる。悪癖である。来週からどうやらお休みが貰えそうであり、そうなると、旅程よりもどのカメラとレンズを、どのバッグに入れて持っていくかの方が先に気になりだす。悪癖である。 昨年冬はスーダンでスタックしていたが、昨年夏には優雅にイタリアとクロアチアなんぞに行きまして、その際はD7000とTAMRONの18-270mmを持って行った。この組み合わせが最悪だった。D7000はミラーショックと呼ばれる、写真撮る際のカメラボディの揺れが大きいのが弱点のモデルであり、TAMRONのこの高倍率レンズは、シャッターを半押しした瞬間から手ぶれ補正が作動して細かい補正を行い、ファインダー像が揺れなくなるタイプだ。そこにミラーショックの一撃が急に来るから、大きな手ぶれに対する補正再始動が間に合わず、超ブレ写真量産なのである。テレ端270mmで4段分補正の手ぶれ補正なら、30分の1秒の

    旅レンズこと高倍率ズーム比較 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2012/09/15
    クロアチアの写真はー?
  • 米国は二度死ぬか。 - 漂流する身体。

    朝起きて、日経を見たら、米大統領選特集だった。他国の選挙なんぞ、まともに見ていないので、この記事だけを見ての反応ではあるが、政府は小さくあるべきという考え方は、米国においてはある種の宗教なんだろうと思うし、こんな政策で我らが同盟国は大丈夫かしらんと、懸念で目が覚める様な内容だった。 この記事↓↓ 出典:日経済新聞 小さな政府が即経済成長を呼ぶのでは無い 米国は開拓者のお国柄か、当に小さな政府が好きだし、オバマもそのコンセプトそのものは否定し難い様に見える。小さな政府の経済面における狙いは、減税によって企業と経営者と労働者の余剰を増やし、起業・労働インセンティブの向上と、貯蓄の増加による投資増を促すものだ。政府が使うより民間が消費した方が効率が良いという発想である。 この狙いは成る程というものがあるが、実際の経済効果を見ると、小さな政府改革の代表例であるレーガノミクス以前と以後では、実は

    米国は二度死ぬか。 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2012/09/01
    ”個人としてはともかく、社会全体として学生全員をインドにでもインターン行ってスキル付けないと就職も出来ん、というのはちと異常”
  • 麻布十番祭り考 - 漂流する身体。

    この週末は住処の麻布十番が、曰く納涼まつりなるお祭りであった。代官山に住んでた頃は、近隣の恵比寿も代官山もお祭りがしょぼかったが、麻布十番は歴史ある下町であって、中身は最早あんまりその歴史とは関係ないが、商店街のお祭りにしてはとにかくすごい人出である。これまで、大体8月20日前後の夏も終わりだな、という日程でやっていたが、今年はこの東京の夏休みのトリを飾る週末だった。 田舎から出てくると、祭りと言えば、山車や屋台が出たり、浜松の様に喧嘩凧揚げ合戦があったり、何かメーンイベントみたいなものがある感覚があるのだが、麻布十番祭りは、広場で何かやってたり、昔は公園でお化け屋敷やってたりはしたが、麻布十番祭りの9割は露店で出来ていると言ってもいいほど、露店の比重が高い。露店と言っても、今年はプロの露天商たるテキ屋を締め出したので、麻布十番にうじゃうじゃある飲店が出す露店と、「おらが国自慢」と銘打つ

    麻布十番祭り考 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2012/08/27
    写真一杯|そんな食しか無い麻布十番で、やたら露店が並ぶ祭りをやる。しかも、どこのデパートの物産展よりも充実していると思われる、日本各地からの出店付きである。これは、「納涼まつり」じゃなくて、「麻布十番
  • ホテルで服を買う人たち - 漂流する身体。

    20才の頃、お金も無く、良くてユニクロ、下手するとジャスコで服を買ってた。いや、ジャスコでは正確には買っていない。帰省した時に、親が僕の服装のみすぼらしさを不憫がって、近くのジャスコに夕ご飯の買い物に行ったついでに、安売りの服を買って恵んでくれてただけだ。当時、今で言う「リア充」は、わざわざバイトして、そのお金で好きな服を丸井や伊勢丹で買って、お洒落少年をやっていた。リア充爆発しろ、とはこのことだ。当時の僕は、バイトしてまで服を買う程ファッションに興味が無かったし、そんなお金が有ったら、少しでも出たてほやほやの初代Pentiumマシンのメモリを増やしたかった。 25才の頃は社会人3年目。デパートにはバーゲンなるものが有り、その時期だと安くお洒落な服を買える事をやっと発見した僕は、なけなしのボーナスを手に、デパートで服を買う様になった。しかし、その頃同世代のリア充は更に先に行っていて、バーニ

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    maturi
    maturi 2011/10/27
    労働生産性|ばくはつ
  • どこも格差ここも格差 - 漂流する身体。

    Bloombergに面白い記事が落ちていた。ついに投資銀行がウハウハだった時代が終わるかもしれない、という内容である。 ウォール街に「出口がない」、銀行が恐れる衰退と失望の長期暗黒時代 バンカーにとって衰退と失望の時代は何年も続きそうだ。業界幹部や投資家がそのような悪い予感を抱いていることが、20人余りとのインタビューで分かった。彼らによれば、それは政府の干渉や迫害のせいだ。現在の停滞の中で勝ち点を上げるには世界が不安定過ぎ、レバレッジとリスク意欲が足りなさ過ぎだという。 ヘッジファンド、ナビゲーター・グループのチャールズ・スティーブンソン社長は「今は金をもうける時ではなく、生き残りを模索するべき時だ」と話す。同社長が住民自治会の会長を務めるパークアベニュー740番地のマンションは11日にデモ隊に取り囲まれた建物の1つだ。同マンションには同社長のほか、投資会社ブラックストーン・グループのス

    どこも格差ここも格差 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2011/10/13
    1929ウォール街 いろいろコネタ ”ヴェラ・ウォンは恐らく独身男性諸氏には無縁のブランドだが、婚約前後位のタイミングで、愛する人がこの単語を呟き出したりするのは、お財布にとってかなりの危険サインなので、
  • すかいらーくの再生 - 漂流する身体。

    野村プリンシパル・ファイナンスがすかいらーくをEXITして、米系のベイン・キャピタルが新スポンサーとなるディールが2600億で成立しそうだというニュースが流れた。2006年に野村PFがすかいらーくを買収したディール時にブログエントリを書いて、その後、ニュースで知る位しかフォローしていなかったが、どうやら2008年に行った経営陣と財務のリストラは功を奏したようだ。この年に、野村PFは創業家の横川社長を解任し、追加資金も入れて財務を立て直し、ガバナンスを強化している。 当社がウェブサイトに公表している限りある数字だけでも、グラフ化したら一目瞭然である。言葉を尽くす必要もあるまいし、これ以上ちまちまとリバースエンジニアリングして楽しむのは個人の愉悦という事にしておく。勿論、2008年はリーマンショックの最中であって、そこからマクロ環境は回復しているという追い風は有っただろうが、自動車みたいな高額

    すかいらーくの再生 - 漂流する身体。
    maturi
    maturi 2011/10/12
    ”或いはすかいらーくという企業の本質的な価値は何だったのか、という事を考えさせられる再生事例である。”
  • インフレ懸念はバランスシート調整と共に消えゆく - 漂流する身体。

    最近ネタ元はTwitterばっかりだけれども、クルーグマンの"Just call him Bernanke-sama"という記事を紹介して下さった方が居た。そこに載っていたグラフが、大変インプレッシブだったので、久しぶりに金融ネタに回帰してみることにする。 ○日米CPI推移 ・元記事:Just Call Him Bernanke-sama /New York Times このグラフそのものが、何かの確定した未来を予言するものでは無いけれども、考える材料は提供してくれる。日のバブルと米国のバブルを重ね合わせて、Core CPIを見ると、概ね同じ動きを示しており、バブルの生成と崩壊のペースは似通っている。確実に言えるのは、大まかなペースがこれまで一緒だったということだけだ。一方で、日はバブル崩壊後、ずっとデフレ圧力を受けてCPIは低迷を続けたが、米国は果たして、というのが今後のポイントであ

    インフレ懸念はバランスシート調整と共に消えゆく - 漂流する身体。
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