クリックして拡大する【サブカルちゃんねる】第12回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し「白馬に乗られた王子様」でデビューした石岡琉衣。かつて漫画家の石岡ショウエイとして活躍していたが、病気で描けなくなり小説家へと転身した(谷口隆一撮影) 頂点からどん底へ。そして、再び高みを目指し始めたクリエーターがいる。「鴨川ホルモー」の万城目(まきめ)学を送り出した、ボイルドエッグズ新人賞を今年2月に受賞し、7月末に「白馬に乗られた王子様」(産業編集センター刊)でデビューした石岡琉衣(るい、37)は、かつて石岡ショウエイという名で、週刊少年ジャンプに連載を持っていた漫画家だった。原因不明の病気に冒され道を断たれたが、飽くなき創造への意欲が、今度は小説家としての道を歩ませた。あきらめない気持ちの大切さが、山あり谷ありのその人生から浮かび上がる。 「連載の打ち合わせをしてから5日後でした」 漫画家を目指す人なら一
「ぽこぽこ」というWEBマンガサイトで、異例のマンガが連載されています。 普通マンガって漫画家が描くじゃないですか、当たり前ですが。 ところがなんと連載しているのは芥川賞・大江賞作家の長嶋有氏。ブルボン小林の名でマンガ評論もやっている長嶋氏の連載がこちら。 フキンシンちゃん - コミック ぽこぽこ フキンシン! マンガ家じゃないのに絵はどうするの? というと「コミpo!」というソフトを駆使して描いているのです。こちらについては詳しいインタビューが公式サイトでも紹介されていますので見ていただくとして、今回は長嶋有氏にもっと踏み込んで、この作品で何を目指しているのかお聞きしました。 ●不謹慎な「フキンシンちゃん」● ーーにしても、フキンシンちゃんは、ほんと不謹慎ですね。 長嶋 あれでも加減してるんですよ。 ーーこれで!? タイトルはもともと「フキンシンちゃん」だったんですか? 長嶋 そうです。
福島市内に新築した自宅の3階。はるか浄土平まで眺望抜群だ。「執筆中はカーテンもブラインドも閉め切りますけどね(笑)」。2つの机を使い分けるのが、複数メディアで活躍する冲方丁さん流。「ようやく手に入れた自分なりの仕事場に、今は夢中です」。東京に出かけての仕事も多いが、「福島で執筆している自分を東京に行って客観視し、福島に戻ると東京の業界を客観視できる。その振り子が僕の創作には重要なんです」と語る。 美少女アクションSFの名作として名高い『マルドゥック・スクランブル』(2003年刊)は、「作家・冲方丁を作ってくれた第1歩」だと言う。脚本も手がけた劇場版アニメ公開を前に、自身で徹底リライトした『改訂新版』を出版する。「かつての読者と自分を育ててくれた方々への礼儀、コンテンツに命を吹き込み続けて古びさせない努力、映像・漫画など他メディアに対する小説からの反撃。この3つの理由でリニューアルは不可欠
「『最前線』プレオープン前夜祭」には一般客約100名が参加し、会場の様子をリアルタイムでTwitterでつぶやく姿が多く見られた。ライブ感溢れるツイートは、ハッシュタグ #sai_zen_senでまとめて見ることができる。 大きなサイズで見る(全12件) 「最前線」は小説やマンガなどのコンテンツを無料で公開するWEBサイト。DRM(Digital Rights Management)の廃止を謳っており、ユーザーはサイト内の文章と画像を自由にコピー&ペーストして楽しめる。編集長の太田克史氏は「読んでいる途中に気に入った一文を、気軽に引用してTwitterでつぶやけるようにした。ユーザー間で気軽に共有して盛り上がってほしい」とアピールする。 「コミックス」のカテゴリーには小説をコミカライズした連載が多数登場。奈須きのこの人気小説「空の境界 the Garden of sinners」を天空すふ
原作付きのアニメやドラマ、映画が増えている昨今。『君に届け』や『大奥』『GANTZ』といった、人気マンガの映画化が相次いで発表されています。そこで今日は、間もなく公開されるマンガやライトノベルが原作の映画や、映画化が発表された作品を紹介します。この中に、あなたの好きな作品はありますか? ■恋愛モノや歴史モノ…マンガが原作の実写映画 <君に届け> ▽ http://www.kiminitodoke-movie.com/index.html 9月25日(土)から公開される、椎名軽穂さん原作の『君に届け』。見た目が怖いことからクラスメイトに「貞子」と呼ばれている爽子と、誰に対しても優しいクラスの人気者、風早との恋愛を描いた作品です。主人公の黒沼爽子役に多部未華子さん、風早翔太役に三浦春馬さんと、人気の若手俳優が抜擢されています。 君に届け 1 (マーガレットコミックス) 作者:椎名 軽穂出版社/
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
長嶋有の小説をコミカライズした島田虎之介の連載「猛スピードで母は」が、発売中の小説宝石5月号(光文社)にてスタートした。 「猛スピードで母は」は、再婚を考える母と小学生の息子によるホームドラマ。原作の小説は芥川賞を受賞している。(C)島田虎之介/小説宝石掲載 大きなサイズで見る(全2件) 「猛スピードで母は」のコミカライズは、同誌の連載企画「長嶋有漫画化計画」の一環。小説家・長嶋が自らのデビュー10周年を祝う目的で立ち上げたプロジェクトで、複数のマンガ家がコミカライズした長嶋作品を短期連載で順番に掲載していく。同作は企画第3弾に当たる。 小説宝石5月号では長嶋による原作者としてのコメントも掲載。島田のコミカライズは「洋画化」の趣があると褒め、作品を読み解くポイントとして「母」の見せ方についてを語っている。
執筆陣は明智抄、いがらしみきお、伊藤伸平、折原みと、雷門獅篭、菊池直恵、鈴木みそ、大地丙太郎、高橋葉介、田亀源五郎、竹本健治、とり・みき、萩原玲二、畑中純、みずしな孝之、Moo.念平の16人。筒井の短編が官能劇画、SF、4コマ、ホラーにファンタジーなど、多様なジャンルで表現されている。 「筒井漫画瀆本」は第1弾が1995年に発売され、吾妻ひでお、いしいひさいち、内田春菊、蛭子能収ら17名が参加した。「筒井漫画瀆本 ふたたび」発売に合わせ第1弾も重版を予定しているので、合わせて楽しみたい。 「筒井漫画瀆本 ふたたび」 執筆者・収録作品 明智抄「幸福ですか?」 いがらしみきお「北極王」 伊藤伸平「五郎八航空」 折原みと「サチコちゃん」 雷門獅篭「落語・伝票あらそい」 菊池直恵「熊の木本線」 鈴木みそ「あるいは酒でいっぱいの海」 大地丙太郎「発明後のパターン」 高橋葉介「ラッパを吹く弟」 田亀源
携帯サイトで見られるマンガや小説から青少年に悪影響を与えかねない過激な性描写や残虐な暴力シーンをなくそうと、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は自主認定基準を作った。EMAが17日発表した。過激な描写を除くなど基準を満たしたウェブサイトをEMAが認定し、青少年も携帯電話から見られるようにできないか、携帯電話各社と協議している。 SNSなどの交流サイトは、書き込みの常時監視・削除などEMAの認定要件を満たしたサイトは昨年以降、携帯電話各社の閲覧制限(フィルタリング)から外れ、18歳未満の青少年も見ることができる。一方で、マンガや映像、文章などは成人向けの露骨な描写が含まれた作品と、そうでないものが混在するサイトが少なくない。EMAによると、こうしたサイトは一律に閲覧できない場合が多く、事業社側からも改善を望む声が寄せられているという。 EMAの基準では(1)性(2)暴力(3)
「キャプテン翼」の作者・高橋陽一が、マンガではなく、児童小説という表現に挑んだ「ゴールデンキッズ」(ゴマブックス)。昨年7月に出版され話題を呼んだが、その続編となる「ゴールデンキッズ2 上・下」が4月28日に発売されることになった。価格は各1.050円(税込み)。 新潟では「長岡ドリームス」に所属。「ゴールデンキッズ」でのポジションと同様、北川剛流はゴールキーパーを目指すが、「長岡ドリームス」には監督の息子2人がすでにゴールキーパーとして活躍していた。そのためFWへの転向を余儀なくされ、チームからは追放状態に。そんな心が折れかけた北川剛流のもとに、かつてのチームメイトたちが駆けつけ一念発起。“男の信念”をかけた真剣勝負に乗り出す……というのが大まかなストーリーだ。 なお、「ゴールデンキッズ」は2010年の公開を目指し、映画化のプロジェクトが進行しているという。 高橋陽一は1980年に「キャ
一柳廣孝●編著 久米依子●編著 A5判 312ページ 並製 定価2,000円+税 2009年04月 発行 未刊・予約受付中 ISBN978-4-7872-9188-2 ▼紹介 アキバの空、アリアケの夏――。アニメ的なイラストが特徴のエンターテインメント小説、ライトノベル。歴史や周辺事項を解説しながら読み解くための多様な視点を示し、具体的な作品読解も交えてライトノベルにアプローチする方法をレクチャーする入門書。 ▼目次 はじめに 一柳廣孝 第1部 文化 [メディアミックス] ラノベキャラは多重作品世界の夢を見るか? 川崎拓人/飯倉義之 1 多重並行世界化する「メディアミックス」 2 角川映画から『ロードス島戦記』までのマルチメディア展開 3 あかほりさとると『スレイヤーズ』のメディアミックス 4 『灼眼のシャナ』と『涼宮ハル
電撃文庫(577) 富士見ファンタジア文庫(288) 角川スニーカー文庫(221) 集英社コバルト文庫(29) 集英社スーパーダッシュ文庫(76) ファミ通文庫(139) MF文庫J(268) GA文庫(154) HJ文庫(49) ガガガ文庫(86) 一迅社(23) 講談社BOX(28) このライトノベルがすごい!文庫(76) ラノベ評論(197) その他(124) 週刊少年ジャンプにて連載中の『バクマン。』は、ライトノベルにもいろいろ通じる要素があってハマっている漫画です。特に今週号は作品作りに対して、前々から私の思っていたことを的確に代弁してくれて感動したので、つらつら取り上げてみる。 個人的には、王道モノはいらない というか入り込む余地がない 漫画の王道はバトルものですが、ラノベの王道はラブコメです。 ラノベのバトルものはむしろ不人気、大半の作品は「戦闘シーンは余計」と評される。 『
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く