学術誌『American Sociological Review』に掲載された2015年のある研究は、18~32歳の約2800人を対象に調査した結果、配偶者に全面的に経済的に依存している人は浮気をする可能性が高いことが分かった。 これは、特に女性の配偶者に経済的に依存している男性に当てはまるという。妻に全面的に経済的に依存している男性の約15%が浮気している。夫に依存している女性の場合、5%だった。 興味深いのは、配偶者より多く稼いでいる男性の方が浮気をあまりしないということだ。ただ、世帯収入の70%以上を男性が稼ぐようになると、再び浮気しがちになる。 女性も配偶者より多く稼いでいる方が浮気をしない。世帯収入に占める割合が変わっても、それは変わらないようだ。