BSデジタル、53陣営名乗り…見込める視聴者増 総務省は17日、2011年以降にチャンネル枠が拡大するBS(放送衛星)デジタル放送に参入を希望している企業陣営の調査結果を発表した。 当面8〜12の枠に放送局や大手商社、外資系企業など53陣営が名乗りを上げ、関心の高さが裏付けられた。(白櫨正一) 国内でBSデジタル放送を視聴できるテレビやチューナーの累計出荷台数は、8月末時点で4000万台を突破した。53陣営が名乗りを上げた背景には、今後も視聴者数の着実な増加が見込めることがある。「有料放送で参入し、新たな収益源に育てたい」(放送事業者)と、チャンネル枠の拡大を新たな商機と期待している。 ただ、国内では通信衛星(CS)放送を含めるとすでにテレビのチャンネル数は200を超えている。総務省の研究会では、既存のBS放送の番組編成がテレビ通販番組に偏っているとの意見も出ており、各陣営が、視聴者が魅