ソニーは2017年6月1日、ロボットを動かして遊べる玩具「toio(トイオ)」を発表した。12月1日に発売する。「toio」はソニーの新規事業プログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」から生まれた事業で、「リアルな遊びが未来を作るというビジョンを実現したい」(ソニー 新規事業創出部 TA 事業推進室 統括課長 田中章愛氏)との思いから企画・開発したという(写真1)。 製品は(1)本体となる「toio コンソール」、(2)モーターやセンサーを内蔵したキューブ型ロボット「toio コア キューブ」、(3)コンソールに接続してキューブの動きを制御するリング型コントローラー「toio リング」――で構成する。(1)のコンソールは、(2)のロボットの充電台も兼ねる(写真2)。