※このnoteは全文無料で読めます。 原作つきアニメに対して、原作が好きという立場から感想を述べる人がいる。原作を知らず、ただアニメが好きという立場から感想を述べる人もいる。インターネットでお互いを容易に観測できるようになった昨今、両者は対立したりしなかったりする。 さらには数としては結構多いはずなのに、意外に話にのぼらない第三勢力も存在する。それは「アニメがきっかけで原作にハマったファン」だ。 アニメ放映中に一週間が待てなかったか、終了後にひと段落ついてからか。いずれ、それまで縁がなかった原作に手を取るなら、アニメに好感を抱いてのことだろう。 それが原作にハマって、アニメはいかにうまく映像化したか/どこが削られたり設定が改変されたりしたのかを改めて知り――両方好き! のままならいいのだけど、稀に「原作を知ってしまうとアニメはちょっと……」となったりする。 でも、原作と出会うきっかけを作っ
※タイトルの「難しい」は「無理」「不可能」を意味しません。 ※このnoteは全文無料で読めます。 昔流行ったコンテンツの「掘り返し」がブームである、と言われて久しい。 ここでの「昔流行った」とは、ひとまず現在三十代~四十代序盤の人たちが思春期に触れた九〇、ゼロ年代半ばくらいまで発のコンテンツを指すことにする。筆者がその世代だから。 そういう時に理由としてよく挙げられるのが、ユーザーが大人になって購買力があるから財布を狙われている、というやつだ。 しかし政治や社会の話だと「俺達の世代は非正規が多い/実質賃金が上がらないので金が無い/生きるので精一杯」という主張が多数を占めるのに、趣味のこととなると「俺たちには金がある」みたいなことを言い出すのがよく分からない。結局、金があるのかないのか。金がある人は結婚からの子育てコンボキメてて逆に趣味をやる金銭的時間的余裕なかったりするんじゃないか。 ナン
(画像はアニメディア2017年1月号) ※このnoteは全文無料で読めます。 誰かを本気で好きになったことがない。こう書くと個人間の色恋の話に聞こえてしまうだろうか。違う。一対多、ファンと有名人という関係においてだ。昔からずっと、「推し」を作ることに失敗してきた。 中高生の頃にオタクとしての自我を持ってから、本格的に色んなアニメを観始めた。そこから、当たり前のように制作サイドにも興味を持つようになる。特に声優に目を向けたのは、当時は「アニメブームではなく声優ブーム」と庵野秀明が言うくらい声優の露出が増えつつあった時期だから、まあ自然な流れなんだろう。 あの頃声優を追っかけるというと、まずアニラジを聴くことだったと思う。私もアニメに出演したり主題歌を歌ってたりで気になった声優がパーソナリティーをやってるラジオがあったら、とりあえず聴いてみた。 ……でも、ダメだった。彼あるいは彼女の人格が前面
一方で語彙力に問題を抱える彼女。 動画の質だけでなくコメントに対する気の利いた返し、SNS 上で存在感をアピールする立ち回りなど、ネット上で人格を演出するには高度な技術が求められる。ライブ会場や LINE を主戦場に活躍する彼女の存在感は他と比べて伸び悩んでいるという意見も多い。 そんな響木アオはカスタムキャストがリリースされた当日、生放送にて自身の好みの女の子を作ってツイッターで盛り上がろうという企画を行った。 毎週水曜21時から行っている恒例の生放送、そこに集まった我々視聴者は衝撃の光景に立ち会うことになる。以下のリンクから録画を確認できるので、雰囲気を確認しながら読み進めてもらいたい。 いつものように遅刻をして画面に登場した響木アオちゃん。 定番になったコールアンドレスポンスからスタートした配信。自身のお友達である虹乃まほろちゃんが当日リリースした MV や出演した人狼ゲームなどに触
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