許容できない。というのは、ずっと主張してきたことではある。 ※このnoteは全文無料で読めます。 漫画やラノベには、原作の段階では「声帯」はついてない アニメ・ゲーム・ドラマCD……なんでもいいけど、声がつくこと前提のメディアで展開されて、初めて声帯が付与される(最近では1巻発売段階で声優が声つけるCM打つこともあるけど)。 そしてアニメ化されたからといっていきなり、原作を読んでる時キャラがその声で喋りだすわけではない。声優のイメージをすりこまれた読者が脳内で再生するのも、この声優ならこの場面の人物の心情にはこういう解釈をしてこういう抑揚をつけて芝居するだろうという、あくまで想像だ。 強い言葉を使ってしまえば、アニメの担当声優は原作とは元来無関係だ。インタビューで原作への理解・解釈を迫られる義務すらない。 だが実際にはそれ以上のものが求められている。数多のメディア展開の中で、キャラクターの
※タイトルの「難しい」は「無理」「不可能」を意味しません。 ※このnoteは全文無料で読めます。 昔流行ったコンテンツの「掘り返し」がブームである、と言われて久しい。 ここでの「昔流行った」とは、ひとまず現在三十代~四十代序盤の人たちが思春期に触れた九〇、ゼロ年代半ばくらいまで発のコンテンツを指すことにする。筆者がその世代だから。 そういう時に理由としてよく挙げられるのが、ユーザーが大人になって購買力があるから財布を狙われている、というやつだ。 しかし政治や社会の話だと「俺達の世代は非正規が多い/実質賃金が上がらないので金が無い/生きるので精一杯」という主張が多数を占めるのに、趣味のこととなると「俺たちには金がある」みたいなことを言い出すのがよく分からない。結局、金があるのかないのか。金がある人は結婚からの子育てコンボキメてて逆に趣味をやる金銭的時間的余裕なかったりするんじゃないか。 ナン
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