スレイヤーズばなし(前島日記) スレイヤーズばなし(CAXの日記) 私にとって、「スレイヤーズ」は思い入れのある作品なので、せっかくだから便乗して語っちゃおうかな、とか。電撃の発売日まで更新のネタがないし、ともいう。 私が「スレイヤーズ」と出会ったのは、忘れもしないドラゴンマガジンに載っていた短編「ナーガの冒険」だった。その時の感想は、「こんなんありなのか!」だ。当時高校生だった私にそれは衝撃だった。なぜならその瞬間まで、私の中で小説とは教科書に載っている「こころ」のように、難解で、格式ばっていて、「この時の『私』の気持ちを十五文字以内で述べなさい」のようなものだったからだ。それがギャグである。小説なのにギャグなのである。小説なのに読んでて笑っちゃうのである。こんなんありなのか! そして私は、書店に「スレイヤーズ」の文庫を買いに行った。まだ一巻しか出ていなかった頃だ。でも既に三刷目だ