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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ni-to (6)

  • 桜庭一樹の新刊を読み終わる - 星ぼしの荒野から

    私の男作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/30メディア: 単行どろどろした感じとエロスな感じがあいまって、なかなか面白いでござんした。桜庭作品を読んでいて思うのが、恋愛で三角関係で継続的にどろどろすることがあんまりないですよね。そういうタイプのどろどろは小説では見たことないけど、TVドラマなんかでしかない特殊なもんなのか。それとも、これで結構そうなっていてぼくの観測が間違っているのか、どっちかっぽいけど。片方が片方に嫉妬して、色んな駆け引きをして間の人物を奪い合うみたいなのは、今回のでもないなぁ。別にそういうのが見たいわけでは全然ないけど。そのあたり、以外にすっぱりしている印象がある。赤朽葉や読書クラブは戯画化傾向が強められているけど、今回のはそのあたり抑えている印象。「腐野」とか養分吸い上げる感じとかぼくが桜庭一樹に感じるシンボリックな反転した二

  • ライトノベルはシリーズ作品? - 星ぼしの荒野から

    ■[ラノベ]ライトノベルはシリーズ作品? シリーズ作品だからライトノベルライトノベルだからシリーズ作品でなくてはならない、というわけではないが。ライトノベルとして出ているをいくらか思い浮かべるに、その殆どがシリーズ作品として出ている気がする。自分の場合2002年周辺からライトノベルを読み出しているので、そう参照例が沢山あるわけではないが。 シリーズ作品というか、明確に1巻で完全に完結させようという作りの話が多くないような。そういう意味で言うと一巻で終っていても、ただ続きが出ていないだけの「風の白猿神」のような作品とはまた違う。それはライトノベルというメディアが明確に続編を重ねていこうという指向を持っているということだと思う。 けれども少ないながらにも単発で完結した作品も発表されている。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」「All You Need Is Kill」「塩の街」「絶望系」「ミミ

  • ライトノベルの感想はどう書けばいいのか?ぼくにはわからないorz - 星ぼしの荒野から

    ■[ラノベ]ライトノベルの感想はどう書けばいいのか?ぼくにはわからないorz いや、わかんない。 感想というかライトノベルの出来不出来を一定の視点で評価するみたいな、そういう行為が出来ない。そもそも、自分が時と場合によってかなり揺らぐ人間だと思っているので、前提として「ちゃんとなんか出来ないよ」と思っている。いろんなラノサイの感想作成方法を見ていると大体こんな感じ↓な印象。 普通に感想を書く ちょっとしたあらすじを説明してみる 酷評するor酷評しない ライトノベルバッジで作品要素をとりあえず解体してみる 点数とかつけてみる こんなところがぼくの印象。 感想と一口に言ってもどんな読み手を射程に入れているかにもよる。ライトノベラーに向けているのか、ライトノベルサイターに送っているのか、一般オタク層に送っているのかSF・FT・ミステリ層に送ってるのか。作品既読者に向けてるのか、未読者に向けてるの

  • こんなにキャッチー - 星ぼしの荒野から

    megyumi
    megyumi 2007/03/18
    >正直ここ数年の甘詰さんの作品を見てみると「ここまでキャッチー」になれるものなんだと思います。
  • ラノベトリビア「イラストは左がわ??」 - 星ぼしの荒野から

    ■[戯言]ラノベトリビア「イラストは左がわ??」 ライトノベルイラストは見開き左手側に多く配置されている(気がする)。これは通勤通学電車の中とか出先で読んでいる時に、読者応募ハガキを使ってイラストガード*1をしやすくするためっぽい。を開いて左側に配置されていると前もって「あと数ページでイラストあるな」とわかるのでイラストガードが簡単である。 というのを今日、電車でゴシック最新刊を読んでいて思いついた。ゴシックってイラスト多いですねー。でも確実に左側だけにイラストがあるかどうか、数を数えたわけではないのでわからない。思いつくところでは古橋秀之の「蟲忍」や「超妹大戦シスマゲドン」とかはそういう左側法則でもなかったね。あと「ポケロリ」とか。どれだけの率でイラスト配置されてるか、暇な人調べてみたらいいじゃない!別に私は調べて欲しいなんて思って無いんだからねっ! Permalink | コメント

  • ラノベっぽいと思う漫画 - 星ぼしの荒野から

    ぼくがライトノベルっぽいなぁと思う作品がいくつかあります。ジャンプの「ムヒョとロージーの魔法律事務所」、サンデーの「ハヤテのごとく!」と「聖結晶アルバトロス」などがそうです。「ハヤテのごとく!」の連載が始まったとき、ぼくは”これはラノベじゃないか!”と変な驚きを感じました。なんでこれらの作品をラノベ的だと思ったのか、考えてみました。「ムヒョとロージーの魔法律事務所」「聖結晶アルバトロス」の二つはそれぞれ、独特な設定があります。「ムヒョとロージーの魔法律事務所」では幽霊を裁く「魔法律」という設定。「魔法」で括ると西洋的な黒魔法とか錬金術とかになってしまうところを「律」とすることで自由さが出てます。*1「聖結晶アルバトロス」ではそれぞれの種族を「元素周期表」をさかさまにした図で説明します。そして、その重さによってそれぞれコモン、エリート、スペシャルと強さが変わるという設定です。これらの設定はど

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