sawadaspecial.comの「もの凄い勢いで発売される「僕たちの好きな」シリーズ一覧」(http://sawadaspecial.com/mt/archives/000162.html)を見て、以前このシリーズを本屋で見かけたとき素通りしつつ抱いた感想を思い出したのでメモ。 「僕たちの好きな」っていうフレーズは、そのタイトルとしての趣旨説明の明快さ(どういう層にどういう方向性でどう読んでもらうことを目的としてその本が作成されたかがタイトルを一目見ただけでわかるようになっているという点)において他に類を見ないほど優れていると思う。それゆえにおれはこのシリーズを買うことがない。 スピルバーグ氏の映画のCMと同じでその商品が自分にとって「おもしろいか」「つまらないか」が一目見ただけでわかる仕組みになっており、そして「僕たちの好きな」という企画意図はおれにとって有意義な時間を提供しないだろ