広告業界のトップクリエーターとフェンシングという意外な組み合わせのプロジェクトが、2020年の東京オリンピックに向けて進められている。電通のクリエーティブ・ディレクター、菅野薫(すがの・かおる)さん(38)は、最新技術を使って競技の映像にコンピューターグラフィックスなどを融合させる「Fencing Visualised(フェンシング・ビジュアライズド)」に取り組み、国内外の広告祭などで高い評価を得ているほか、競技関係者からも試合会場のスクリーンなどで実用化してほしいと期待されている。菅野さんは、素人にはルールが難しいフェンシングの競技の普及に一石を投じたいと考えている。【大村健一/デジタル報道センター】 「フェンシング・ビジュアライズド」の動画(「Dentsu Lab Tokyo提供」)
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