アメリカコロラド州にあるセント・クラウス病院で、人類で初めてとなる「想像出産」が行なわれた、と地元紙「ザ・コロラド」紙が報じた。同紙によると、赤ん坊の体調は良好、1週間後にも母子そろって退院するという。 今回、想像出産が明らかになったのはコロラド州に住む29歳の女性。昨年春ごろから、つわりなど妊娠の兆候を見せはじめたため、病院で検査したところ、想像妊娠であることが分かったという。しかし、経過観察の後も、女性のおなかが膨らみ始めたため、再度検査がなされたが、やはり妊娠反応は陰性だった。 病院では、これ以上の物理的措置をとることは不可能と考え、女性に対して妊娠の想像をやめさせるよう、心理カウンセラーなどによる治療を行なってきた。 しかし、今月18日、女性が陣痛を訴えたため、病院へ搬送。そのまま、女性は自然分娩による想像出産を行い、無事男の子を産んだ。身長は48センチ(仮)、体重は2977