昨夜ようやく娘がきかせてくれた本音。 なるほど、そういうことだったのか。 私はずいぶんとんちんかんな思い違いをしていたようだ。 「学童で何したの?」ときくと、 遊具で遊んだ、といつも娘はこたえていた。 「誰と?」ときくと、ひとりで、と。 「あれ?○○ちゃんは?」と、 私はつい保育園時代から仲が良かったはずの お友達の名前をだしてしまう。 娘は手遊びをしながら 「○○ちゃんは他の子と遊んでたんちゃうかな」 と、気のない素振りでこたえたあと、 お湯の中にちゃぽーんとはまったり、 石鹸をつるんつるんころがしたりしはじめる。 また、はぐらかして。 私はじれったくて、さらに問い詰めたくなるのだった。 お風呂場での、まるで誘導尋問。 「一緒に遊べばよったのに。 まぜてーって言えばいいやん。 恥ずかしくて言えない?」 娘は、お湯をちゃぽちゃぽしながら、 「ひとりで遊ぶの好きやねん」 と、私の顔を見ようと