文=ちょんまげ隊長ツン 韓・日 7人制サッカー(脳性まひ障がい者サッカー=CPサッカー)国際交流親善競技が12月17日、西大宮スポーツパーク(埼玉)で行われた。 前日、EAFF E-1サッカー選手権(味の素スタジアム)で、ハリルジャパンが韓国に1-4で惨敗。その翌日にもう一つの日韓戦があったことを知る人は少ないだろう。結果は後に述べるとして、たった一日で様々な壁を越えた交流をお伝えしたい。 朝10時、大宮駅前のカフェに日韓両国の選手及び関係者が集った。オープニングイベントは、ちょんまげ隊長ツンによる被災地報告会と、Jリーグ後援・映画MARCH韓国語バージョンの上映会。韓国から来た障がいを持った選手に、日本の被災地の話をする。自国でも関心が薄れている題材に、こう切り出した。 「障がいも災害も、誰に降り掛かってもおかしくないのに、人は皆『自分だけは大丈夫』と他人事のように考える。どうやったら、