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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (11)

  • 「取材対象が自殺したら、どうするか?」 オーストラリアの記者の声 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (2人のDJの写真、シドニー・モーニング・ヘラルド紙のウェブサイトから) キャサリン妃がつわりで入院していたロンドンの病院の女性看護師が、7日、亡くなった。これが今、大きなニュースになっている。 というのも、この女性(ジャシンサ・サルダナさん、46歳)は、4日、オーストラリアのラジオ局「2Day FM」のDJらによるいたずら電話を最初に受けた人物。キャサリン妃のいる病棟に取り次いだことで、同妃の容態にかかわる情報が外に漏れてしまったのだ。 7日朝、通報を受けて警官がロンドンのウェイマス・ストリートの住所に行ったところ、サルダナさんが意識不明状態となっており、その場で息を引き取った。詳しい死因などは公表されていないが、ロンドン警視庁は「不審な点は認められなかった」としており、一部では、いたずら電話を取り次いだことを苦にした自殺説も出ている。 8日朝時点で、サルダナさんがなぜ亡くなったのかは、

    「取材対象が自殺したら、どうするか?」 オーストラリアの記者の声 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 汚職疑惑で揺れた国際サッカー連盟(FIFA) ―英メディア報道が一石投じる | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    4年ごとに開催されるサッカーの世界選手権大会「FIFAワールドカップ」を主催する国際サッカー連盟(通称FIFA「フィーファ」)が、近年、数々の汚職疑惑に揺れている。昨年から今年前半にかけて、疑惑報道を主導したのは英メディアであった。 (「新聞通信調査会」発行の「メディア展望」7月号に掲載された筆者の記事を転載します。) 昨年12月、FIFAは2018年と22年の選手権開催国を選定・発表した。立候補した国の1つであった英国は、開催条件の面では高い評価を得ていたにも関わらず、FIFA内で十分な支持を集めることができず、落選した。開催国選定の直前までFIFAの不正・汚職疑惑を暴露する報道を行っていた英メディアが敗因を作ったとする見方が英国内で出た。一方、英イングランド・サッカー協会は、疑惑報道が相次いだため、6月1日のFIFA総会での会長選挙を延期するべきだと主張したが、十分な支持を得ることがで

    汚職疑惑で揺れた国際サッカー連盟(FIFA) ―英メディア報道が一石投じる | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • BBCのコメディー番組QIをどう考える?-私なら、笑って無視 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    少し前に、ツイッターで、「QI」という番組の英国での評判を聞かれ、「?」と思っていたら、翌日、その意味がわかった。日の新聞が一斉にこの番組について、書いていたのだ。 ブログサイトBLOGOSでも、盛り上がっていた。皆さんも、もうすでにご覧になったことと思う。 BBCの二重被爆者嘲笑問題に対する反響について http://news.livedoor.com/article/detail/5289579/ 質の悪いエゲレスジョークとか笑い飛ばしてれば良いんだよ http://news.livedoor.com/article/detail/5289342/ 英BBCお笑い番組に激怒する日経社説 http://news.livedoor.com/article/detail/5288149/ 私はこの間、主にツイッターでいろいろ書いたり、考えたりしていたのだが、あっという間にこの番組の「問題」

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  • チャンネル4が過去の番組4000時間分を無料で開放 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    チャンネル4が、過去に放映した4000時間分の番組を無料で見れるようにするそうだ。試験版は6月25日開始で、格的には7月上旬から。 チャンネル4の番組は、4ODというソフトを使って、放送局のウェブサイトからダウンロードできるが、放送日からxx日・・と区切らずに、過去の番組=アーカイブとして開放することにした、というもの。4ODはウインドウズのコンピューターのみで使えたが、今度はどのコンピューターでも使えることになる。 4000時間(約1万の番組)というのは、チャンネル4のこれまでの番組数から言えばほんの一部だが、チャンネル4によれば、放映権などに関わる問題がクリアになったものをこれに追加して、どんどん増やしていくという。無料で見れる、というのが太っ腹である。 民放最大手ITVは番組アーカイブをどうするのか、まだ計画を発表していない。メディアガーディアンによると、である。ITVとBBC,チ

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  • 英FTの「日本が見えない」記事+BBCのテロ陰謀説番組 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    フィナンシャルタイムズの3日付記事(紙は4日か)、Japan goes missing: invisible host at the summit を読んで、「やられたな!」という感じがした。当たりすぎているような・・・。英国内で感じる「Japan passing」、存在感のなさ。これが最近、頭にあった。存在感のなさに関しては、経済大国であるからといって、地理的(心理的にも?)に遠い日のことを、かつ英国の植民地でもなかった日のことを、英国でよく議論されることを期待する方がおかしいのかどうか。まずは「英国・欧州から見ると・・・」という視点であることを確認したい。 それを踏まえて読んでも、やはり、「顔がない国=日」と言う主張である。何となく、最後まで読むと、ほろっとしてしまう。 http://www.ft.com/cms/s/0/15ac9456-48fe-11dd-9a5f-00007

    英FTの「日本が見えない」記事+BBCのテロ陰謀説番組 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • オーストリア監禁事件 被害者似顔絵 過去の事件  | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    デイリーテレグラフが、例のオーストリアのアムシュテッテンに住む父親が娘を監禁・虐待していた事件で、犠牲者となった娘エリザベス・フリッツルさんの似顔絵(オーストリア紙掲載)を再掲載している。 24年間自宅の地下室で監禁され続けた女性は今42歳。しかし、年齢よりももっと年を取っているように見え、母親(68歳)のローズマリーさんにむしろ似ている雰囲気もあるようだ。家族がトラウマから立ち直るのに何年もかかる、と言われている。 http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/austria/1915390/Artist's-impression-of-Elisabeth-Fritzl.html 父親の写真があちこちに出るようになったが、娘との間に出来た子供の写真も英紙に掲載されており、その子供たちが父親にどこか面影が似ているのが恐ろしい感じもややする

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  • オーストリア監禁事件2 父ヨーゼフの弁護士の話、「ナチ影響」?  | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    オーストリア監禁事件に注目している。同国のナスターシャ事件(2006年明るみに)と今回と、「少女を数年間監禁」ということで共通点があり、オーストリア独自の事態なのかどうか? 監禁、性犯罪、少女、というキーワードで探せば、世界中に同様のことが起きているのだろうけれども、男性(あるいは大人の側)が「自分のものだけにしておきたい」と、少女・女性(あるいは大人側からすると弱い立場の人間)を監禁する、という発想はどこから出てくるだろう?男性優位・中心主義の考えが強いのかどうか。男性側に相手を支配したいという意識が強いのかどうか。(注:すべての男性=悪人、という見方ではもちろんないことを改めて書いておきたい。この2つの事件で相手を監禁したのが男性だった、という点に注目したのみ。) 独「シュピーゲル・オンライン」(英語版)2日付に、オーストリア監禁事件の父ヨーゼフの弁護士の話が出ている。「私の仕事はヨー

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    memoclip
    memoclip 2008/05/06
    ふむ。。
  • 移民と英国社会の関係、「血の川」演説 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    先月、3週に渡り、チャンネル4「ディスパッチ」が移民の話を特集した。元BBC記者でソマリア出身ラゲー・オマールがプレゼンターになった。全国各地を回り、移民が増えた場所で衝突が起きたり、「もう自分の国じゃないみたい」という人(その人自身が移民であったりもする)の声を拾った。 その中で、まず、英国では移民というとネガティブな見方をする人もいるのだが(仕事が奪われる、あるいは習慣が違うなど)、それはインド亜大陸(インド、パキスタン、バングラデシュなど)から50年ほど前に来て移民になり、家族を自国から呼んでどんどん増えてゆく、という過去があったためではないか?という指摘があった。こうした認識をもとにして、「外から来た人はそのままい続ける」という見方が圧倒的になったけれども、実は、最近はそうではなく、「働きに来て、2,3年いて、去ってゆく人」つまり、「グローバルな働き手」が多いのではないか、と。自分

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    memoclip
    memoclip 2008/05/06
    >「大部分の移民は社会に融合しておらず、一部は人種や宗教上の違いを強めることに関心を持っている。最初は同じ移民同士をそして全国民を支配するために、だ」
  • 2008年 パキスタンと日本の二極化 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    夜中の12時を回る少し前から、花火を打ち上げる音が近所で響く。12時には一斉にその数が増した。クリスマスは家族で過ごし、12月31日は友人や恋人と一緒に過ごすという人が多いようだ。 年末から気になっていることが2つある。パキスタンで元首相だったブット氏が暗殺された。パキスタンの歴史に関しては、ALL ABOUTのサイトが非常に分かりやすい。 http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20071129A/index.htm パキスタンは1947年英国の植民地の地位から独立したが、隣国インドと比べても民主化が遅いという見方が英国内でも一致している。今回の暗殺事件関連の記事を読むと、インドの識字率は65%でパキスタンは45%ほどと低く、しかもさらに低下傾向にあると言う。 英国内で「パキ」(パキスタン人)と相手を呼べば、一種の侮蔑表現にも

    2008年 パキスタンと日本の二極化 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 「新聞は瀕死状態か?」 英、仏、米の試み | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ー「ネットで読むだけでもいい」 ロンドンの外国プレス協会で、24日、「新聞は瀕死状態か?」というタイトルのディスカッションがあった。パネリストとして参加したのは英テレグラフ紙のウイリアム・ルイス編集長、米インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙(部パリ)の記者エリック・ファナー氏、インドのタイムズ紙のロンドン支局長ラシミー・ロシャンラル氏、フランスの経済日刊紙ラ・トリビューンのアンドレア・モラウスキー氏。何故かヘラルド・トリビューンの記者のみがやや自信なげでそれほどおもしろいコメントがなかったのだが、最後までテレグラフ紙ルイス編集長への質問が絶えず、熱狂の雰囲気の中でイベントは終わった。 まず、ルイス編集長(37歳)は元ファイナンシャルタイムズの記者で、サンデータイムズにいた後、テレグラフに来たのは2005年。編集長になったのは昨年の秋から。印象記になるが、英国の上流階級のようなアク

    「新聞は瀕死状態か?」 英、仏、米の試み | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    memoclip
    memoclip 2007/05/02
    ネットと新聞。イギリスの場合。
  • フセインの死刑執行の映像を出すべきか、出さざるべきか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    サダム・フセイン元イラク大統領の死刑執行から数日経った。裁判が公正だったかどうか、死刑にするべきだったどうか、という議論が(少なくとも)英国・欧州では絶えない。そもそも、例えどんな罪を犯したにせよ、死刑という極刑にすること自体に、意図的に人の命を絶つことに、英国・欧州の知識人はとまどいを感じるようだ。これ以前にも、英国の新聞を読んでいると、「米国では(未だに)(野蛮な)死刑が行われているが」という表現をよく目にする。英国紙は米国を皮肉る・馬鹿にするのが一種の趣味というか癖になっているので、こういう表現に接すると、「また出たな」と思ってしまう。(私自身は死刑を感情的に呑み込めないでいる。理論は分からないでもないのだが・・・。) そこで、少しずつだが、今回のフセインの死刑執行を「公正な裁判なしに行われた」「野蛮な行為」「欧米の独裁者で、このような形で死刑執行となった人は誰一人としてないのに」「

    フセインの死刑執行の映像を出すべきか、出さざるべきか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    memoclip
    memoclip 2007/01/04
    >シーア派による復讐としての死刑執行という印象を与えてしまった(中略)シーア派と少数派スンニ派との対立をあおる画像とも受け取られた
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