いま新聞販売店が新型コロナウイルス禍で大打撃を受けている。 外出自粛の影響で、食事のデリバリーや通信販売など宅配の良さが見直されたが、その宅配を戦前から貫いているのが新聞のはず。にもかかわらず、経営的にダメージを受けているのは、外出自粛の影響で、スーパー、パチンコ店、ホームセンターなどの「折り込み広告(ちらし)」が大幅に減少していたためだ。 新聞を購読している読者なら、その変化を実感しているだろう。特に5月は折り込み広告が数枚しかない日も多かった。
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いま新聞販売店が新型コロナウイルス禍で大打撃を受けている。 外出自粛の影響で、食事のデリバリーや通信販売など宅配の良さが見直されたが、その宅配を戦前から貫いているのが新聞のはず。にもかかわらず、経営的にダメージを受けているのは、外出自粛の影響で、スーパー、パチンコ店、ホームセンターなどの「折り込み広告(ちらし)」が大幅に減少していたためだ。 新聞を購読している読者なら、その変化を実感しているだろう。特に5月は折り込み広告が数枚しかない日も多かった。
流通専門誌、大手新聞社の記者を経て独立。現在、フリーライター、流通ジャーナリスト、流通コンサルタントとして活動中。森山真二はペンネーム。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 コンビニエンスストアからATM(現金自動預け払い機)が消える──。今やネット通販市場の広がりでクレジットカード決済は当たり前。店舗でもスマートフォンによる決済や、ビットコイン(仮想通貨)の拡大でキャッシュレス化の波は大きなうねりとなり、否が応でもコンビニATMの存在自体を脅かす。銀行がATMの縮小に動くなかで、最終局面にきているのか。(流通ジャーナリスト 森山真二) 減少する銀行ATMの 受け皿になってきたコンビニ セブン銀行などコンビニATMの設置台数は、コンビニ店舗数の増加に伴って拡大してき
目にされた方も多かったのではないか、と思います。 ボク達も、後継者が戻ってきた町の電器屋さんにお手伝いとして関わることがあります。 またちょっと前に某家電メーカーさんが担当者千人を投入して、ショップの後継者支援をする、というプレスリリースがありましたが、もう後継者も辞めてしまいアトム電器に来た、という電気店さんもあり、状況は複雑なんです。 なぜ後継者不足なのか? なぜ後継者が戻って来ても結局辞めてしまうのか? 日々、町の電器屋さんと関わっている立場から、この問題について考えてみました。 ■そもそも他人様なら働かせられないような環境に、息子なら働かせられるのか? そもそも論の話です。 例えば粗利から人件費を月33万確保出来るお店に、息子(娘)が帰って来たとします。 その33万から一部給料を「分けてやって」何年も親の仕事を手伝わせることを、「後を継がせる」と思っている経営者・後継者が結構多いの
1960年代前半、東京五輪に沸く首都を活写した開高健の『ずばり東京』で、開高が描かなかった街・秋葉原。いまやJR東日本で9位の乗降客数を誇り、外国人観光客も多く呼び寄せる秋葉原は、どのように発展してきたのか。ノンフィクションライター・神田憲行氏が、その軌跡を辿る。 出典:「文藝春秋」2017年9月号・全3回 しかし開高の「ずばり」に、秋葉原という文字は一度も登場しない。これは今の感覚からするとけっこう不思議なことではないだろうか。 この連載が開高健の「ずばり東京」をモチーフにしていることは読者のみなさんもご存じだろう。1960年代前半、東京五輪開催直前の東京のあちこちを開高が歩き回った名作ルポである。 現在のJR秋葉原駅の1日の乗降客は24万6000人以上、JR東日本管轄の駅の中では9位に入る。上野や有楽町などよりも多い(2016年度、JR東日本調べ)。また「電気街」「アイドル」「アニメ」
東芝は14日、同日正午に予定していた平成28年4~12月期連結決算の公表を1カ月後の3月14日に遅らせると発表した。米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)による米原子力サービス会社の買収をめぐって「内部統制の不備を示唆する内部通報があった」とし、WH経営陣などに対して徹底した調査が必要と判断したという。 東芝は原発事業で巨額損失が発生し、28年4~12月期の連結最終利益は大幅な赤字になる見通しだ。半導体事業を分社化し、一部株式を売却して得る資金などで穴埋めする考えで、29年3月末時点で負債が資産を上回る債務超過の回避を目指す。
先週放送された「24時間テレビ」。障がいを持つ人の再現ドラマや、彼らがスポーツや音楽・ダンスなどに挑戦する番組として知られています。今年も瞬間最高視聴率35.5%を記録し、注目を集めました。 今回はその裏でNHK・Eテレの番組「バリバラ(バリアフリーバラエティの略)」が「障害者に感動は必要?」と真正面から感動ポルノの問題を提起したため、両番組への賛否を含め大いに話題となりました。 Wikipediaによると、 この言葉はオーストラリアのコメディアン兼ジャーナリストのステラ・ヤング氏が語った言葉で、 「障害者であるというだけで本人の経緯や負担、思いとは関係なく、メディアによってポジティブさ・努力をクローズアップされ、感動や励しの対象とされること」 を批判した言葉、とあります。 「バリバラ」はボクも見ましたが、24時間テレビだけでなく、これまでNHKで障害者を取り上げた番組も検証していて、挑発
町の電器屋さんの小さな販促実践委員会 「まちのでんきやさん」のチェーンからお届けする電器店さんのための実践ブログです。 量販店、ネット販売主流の今だからこそ必要とされる地域店のあり方を発信しています。 徐々にお盆明けのお店が増えて来て、日常生活に戻りつつあります。個人的にはオリンピックで寝不足が続いていますが(笑) 休み明けは待って下さったお客様への対応が最優先ですが、特にブログをされているお店さんはやっておくべきことがあります。 ■通常営業に戻ったら「通常営業に戻りましたよ」と言おう! お盆やお正月、ゴールデンウィークなどの長い休み明けはお客様にとっても節目なので、ここでちゃんと情報を更新していれば「ちゃんとしているな」という印象を持ってもらい易いです。 「盆明けは通常営業して当然だろ」とばかりに何も伝えないお店もありますが、そういうところから取りこぼしは生まれます。 いつまでも「お盆休
お盆明け。今日からお仕事の方も多いでしょうね。お休みされた方はしっかり充電できたでしょうか? 我が家もあまり遠出せず、実家に帰ったり友人家族に会ったりしていました。 いつも作ってもらっているので、お休み最終日の昨日は自分が夕食を作ろうと買い出しに。 とあるスーパーに入ったら、まだ客が少ない時間帯なので店頭で呼び出しをやっていました。 「いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~」 『違うやろ!何回言ったら・・・!』 客前で叱りつけられている人を見るこの感じ、苦手やなぁ。 お客様の前で部下を叱ることを「お店からお客様を遠ざける妙手」と言ったのは松下幸之助氏ですが、叱りつけられている人を見て気分がいい人は居ないですよね。 普段だとこういうお店は敬遠するのですが、その叱っていた上司の人が慌ただしく店内に入って来たので、通路を空けてあげると、 「あっ。ありがとうございます!慌てていて失礼しました。」 上
ミスタードーナツ(ミスド)が凋落の一途をたどっています。 今春、クリスピー・クリーム・ドーナツ(クリスピー)が相次いで閉店したことが話題になりました。クリスピーは行列ができるドーナツ店として一時もてはやされていました。しかし、2015年11月時点では全国に64店舗を展開していましたが、本稿執筆時点では47店舗にまで激減しています。 クリスピーの経営状態は良好ではないと考えられますが、これはミスドにとっても対岸の火事ではありません。ミスドの経営状態も危機的状況だからです。 ミスドを運営するダスキンの17年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比1.0%減、本業の儲けを示す営業利益が61.6%減と減収減益になりました。ミスドを主体としたフードグループが深刻で、売上高が4.3%減、営業利益が4億円の赤字(前年同期は6700万円の赤字)です。 ミスドの不振は一時的なものではありません。国内
町の電器屋さんの小さな販促実践委員会 「まちのでんきやさん」のチェーンからお届けする電器店さんのための実践ブログです。 量販店、ネット販売主流の今だからこそ必要とされる地域店のあり方を発信しています。 チェーンの「加盟店メッセージ集」が出来上がって来ました。 業界向けにアトム電器の成功店さんの声を紹介したパンフレット。今回個人的に嬉しかったのは8店の事例のうち、4店が以前ボクと面談させていただいた電器店さんだったことです。 ■地域でお困りのお客様のために、一店でも多くのでんきやさんに元気でいてもらいたい フランチャイズやVC本部はともすれば加盟店が増えさえすれば良い、数こそ正義みたいな考えに陥ることがあります。 確かに一定以上の店舗数が無ければチェーンとしての力を持てませんから、そこを無視することは出来ません。 ですがその根底には地域で家電のことが苦手だったり出歩くのが難しかったり、本当に
帝国データバンクは6月8日、太陽光関連業者の倒産動向調査を発表した。同社によると、太陽光関連業者の倒産件数は年々増加し、2016年1~5月も前年同期を上回るペースで推移しているという。太陽光関連の市場は2012年7月に始まった「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT)を機に急成長したが、2014年をピークに衰退しており、倒産数もそれに伴って増加している。 太陽光関連企業とは、太陽光発電システム販売や設置工事、またコンサルティングなど関連事業を主業として手がけるもの、または従業として太陽光関連事業を手がけるものを指す。 2006年1月から16年5月までの関連企業の倒産件数は151件。2014年が21件、2015年が36件と増加傾向にある。電力自由化が始まった16年も1~5月で17件と、前年同期の13件を上回る倒産数だ。太陽光の買い取り価格が4年連続で引き下げられ、企業/家庭向けともに
あちらこちらに警察官が立っていたり、自販機やゴミ箱が使えなかったり、伊勢志摩サミットの警戒ムードを感じる大阪です。こればかりは仕方ないですね。 ターミナル駅の天王寺ではあべのハルカスの近鉄百貨店が2日間臨時休業という徹底ぶり。 この2日間はご招待客限定の販売会にされているみたいです。個人的にはこれはこれでアリじゃないかな、と思いました。招待されていないボクが上から目線で言うのは滑稽ですが(笑) ■百貨店衰退の理由 百貨店がその魅力を失ったと云われて久しいですが、その理由の一つはかつては一部の富裕層(それ以外の人が利用するのは年に一度の贅沢)のためのものだったのが、みんなのためのものになってしまったから、というものがあります。 皆が百貨店で買い物できるほどの所得水準になったこと自体は良いことですが、そのために百貨店が元々持ってた「私だけの特別感」の魅力が薄まってしまったという訳です。 ■えこ
燃費の不正などの問題で新車販売が落ち込んでいる三菱自動車工業に対し、軽自動車などの分野で協力関係にある日産自動車が2000億円を超える規模の巨額の出資を行って、事実上、傘下に収める方向で最終的な調整に入ったことが分かりました。
これ、一見生意気に取られがちですけど、プロならあって当然の心構えですよね。素人であるお客様の言う通りにすることが、ご希望に応えることとイコールではないからです。 ■自分の意図でお客様の期待値を越えてみせること そう言えばこれ、自分もやってました。 チェーンのFC会議資料で、ボクがメンバー店さんとの面談要旨をお名前を伏せて2例発表するコーナーが好評なんですが、これに対してご意見をもらうことがあります。 「電器屋と関係ない事例は止めて欲しい」 アトム電器には電器屋さんの他に、ガス屋さんや新聞屋さん、リフォーム屋さんなど色んな職種の方がいます。こうした方向けの個別アドバイスはいいが、町の電器屋チェーンの会議でわざわざ公表することはない、という訳です。 上司からもこういう意見が来ているよ、と言われますが、ボクはここは譲るつもりは無いんです。(今回はたまたま電器店の例が2つ並んでいますが) 何故かと
町の電器屋さんの小さな販促実践委員会 「まちのでんきやさん」のチェーンからお届けする電器店さんのための実践ブログです。 量販店、ネット販売主流の今だからこそ必要とされる地域店のあり方を発信しています。 元ネタが何か思い出せないんですけど昔、CMか歌だかであった「思い立ったが吉日生活」というキャッチフレーズが、それいいな、と頭に残っています。 思い立った時が実行に移す時。想いと行動が一致した時が仕事でも何でも充実して過ごす秘訣ですよね。 でも最近メンバー店さんと関わっていて、思い立つよりも先に踏み込んでしまうことも大事だな、とも感じています。 ■行動を先に起こす。気持ちは後から付いて来る。 例えばボクが半年ほど前からTwitterをやっていますが、まだしっくり「モノにした感」がありません。(「ブログだってモノに出来てないじゃない」というキビシめのツッコミは置いといて(笑))。 それなのに真似
ものすごーく分かりやすく説明するために数字はかなり極端にした。 普通の商売ではS社の5万のパソコンがあるN社の5万のパソコンがあるどっちも仕入額は4万で、1台売れると量販店のC社は1万儲かる。 土日でパソコンが50台売れるとすると50万儲かる。 この儲け方を純利益と呼ぶことにする(本当は全然違うけど、ここではそうします)。 この50万円を目指すだけだったら、 S社が25台売れてN社が25台売れても良いし、 S社が49台売れてN社が1台売れても同じ。 こんなことやってたら量販店は儲からないそしてなによりメーカーも嬉しくない。←ここが重要。 いつまで経ってもシェア拡大ができないからだ。 インセンティブを出すメーカーが登場するそこでS社が「土日の2日間でうちのパソコンを51台売ってくれたら追加で200万円C社さんに支払います」という。 メーカー(この場合はS社)が一番欲しいのはシェアであり、S社
二十四時間あきんどアタマ行政書士から一歩引いた目線、商売、商人としての視点から感じたこと、気づいたこと、わかったことをつれづれに綴っていきます。 お世話になっている法人さんが、別の地域で支所を設けるということで、事業計画書や予算書などをつくっていたときの話です。 この法人は、地元ではかなり評判のよい仕事をされているので、堅実な経営をしてきたことが決算書からもうかがえます。 ところが、新しく支所を設けるとなると、信頼を高く積み上げてきた法人といえど、またゼロベースからのスタートとなります。 そこで、その経営者といろいろと打ち合わせした中で思ったことです。 将来、どれくらいの諸費用がかかるのか?については、大まかなところの数字は出ます。 ところが、どれくらいの売り上げが上がるのか?は、絶対にわかりません。 その経営者自身も次のようにおっしゃっていたことからもよく理会できると思います。 「結局、
Amazon.co.jpは4月6日、配送料を改定し、Amazon.co.jpが発送する2000円未満の商品の通常配送料を無料から350円(税込)に引き上げた。 Amazon.co.jpが発送する書籍とAmazonギフト券の送料は今後も無料。Amazonプライム会員(年間3900円)に対しては、注文価格に関わらず全商品無料で配送する。 全商品の配送料無料化は、キャンペーンとしてスタートし、2010年11月に通常サービスに。配送コスト対策として、低価格商品の一部については一定額以上の「あわせ買い」を必須にするなどの対応を行っていた。 同社によると、多様な配送オプションの充実に注力する中で、ユーザーの利便性向上を検討し決定したもので「価格、品ぞろえを含めた総合力でニーズに応えていきたい」という。 米Amazon.comは会員向けサービスを充実することでプライム会員の獲得に力を入れており、15年の
目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。 だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。 それはB to CでもB to Bでも同じ。 人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。 今週から本格的に新入社員さんの研修を 始められた所が多いんじゃないでしょうか。 今の時期ならまだ集団研修だと思いますが、 あと1か月もすれば配属先別の研修が始まりますよね。 そんな時、特に営業研修では、 「セールストークを磨く」ことに重点が置かれると思います。 でもちょっと考えて頂きたいんです。 セールストークって本当に “磨かなきゃならない”ものなんでしょうか? 今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、 ありがとうございます。あなたに感謝です
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