パレスチナ自治区ガザ市で、支援物資を積んだトラックの周囲に集まったガザ住民とされる人々。イスラエル軍提供の動画より(2024年2月29日公開)。(c)AFP PHOTO / Handout / Israeli Army 【3月1日 AFP】イスラム組織ハマス(Hamas)が実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の保健当局は2月29日、ガザ市で食料支援に殺到した住民にイスラエル軍が発砲し、100人以上が死亡したと発表した。 ガザ保健当局は、死者112人、負傷者750人以上に上る「大虐殺」だと非難した。 一方、イスラエル軍は、必死になったガザ住民が支援物資を積んだトラック38台を取り囲んで「群衆事故」が起き、トラックにひかれるなどして、数十人の死傷者が出たと発表した。 ただし、あるイスラエル関係者は、同軍が群衆に「脅威を感じた」ため群衆に発砲したと認めた。 夜明け前に起き