米アイオワ州のキム・レイノルズ知事(2025年2月5日撮影)。(c)Al Drago/GETTY IMAGES NORTH AMERICA/AFP 【3月1日 AFP】米中西部アイオワ州のキム・レイノルズ知事(共和党)は2月28日、ジェンダーアイデンティティーの保護を同州公民権法の適用外とする法案に署名し、同法が成立した。トランスジェンダーの人々の保護を州公民権法の適用外としたのは全米で初めて。 共和党が多数派を占める同州議会は前日、抗議の声や長時間に及ぶ議論を押し切り、同法案を可決した。同法案は人権活動家に「野蛮」だと批判されている。 レイノルズ知事はSNSに投稿した動画で、7月1日から施行される同州の改正公民権法について、「女性と少女の権利を守るため」のものだと説明。改正前の法は「男女間の生物学的な境界線があいまいだった」と主張した。 ドナルド・トランプ大統領は就任初日、連邦政府は男性
