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ブックマーク / www.axis-cafe.net (3)

  • 討議と決定の代表 - おおやにき

    「タクシーとマッチポンプ」について けんた さんからコメントいただいた内容について。考えたことというのは、議会の機能を討議と決定という二つの局面に分けて、ウエストミンスター型と大陸型それぞれにおける代表のあり方を描写したらどうかなあという話。 正確に言うと、大陸型議会の場合にはこの二局面をそれほど区別する必要がない。典型的には政府で提出された議案は、比例代表制的な選挙によって社会における勢力比を反映するように構成された議会において各勢力の同意が一定程度得られるように調整され、その結果として決定されるだろう。社会の中に大きな対立があり、一つの勢力だけの意見では押し切れない(押し切ると社会が分裂する)というのがこのタイプの典型的な特徴であり、第一に比例的に代表が構成される結果として、第二に対立が決定的となるのを避けるために、決定の内容はできるだけ広範囲の利害を反映するように・多くの勢力の同意が

    mic1849
    mic1849 2008/06/25
    政策が大味なセットでメニューが二択しかなく、どちらかを丸呑みという選挙の現実では、与党が必ず世論を反映していることにはならないかと。
  • 不在届(2) - おおやにき

    おなじく若干の補足。 池田信夫先生からの問いに関して。まず非常に端的にお答えすれば「そんなもんなくて済めばそれに越したことないと思います」ということであって、ただ官僚とか国家のパターナリズムが問題だというのはおっしゃる通りだけれど親のパターナリズムや教育放棄も問題だし、市場にも一定の場合に「市場の失敗」があることを考えると、まあ結局弊害のもっとも少ないようになんとかやっていくしか(総論としては)ないんじゃないですかということになろうかと(なので私はリバタリアンでなくリベラルなのですね)。 従って私個人としては今回の「法案」のようなものにネガティブなのだが、前回のエントリではそのことをあえてほとんど出さずに書いた(つもり)。それは何故かというと(1) 立法技術上の問題と立法政策の問題が違う議論の次元になるということを示すことと、(2) 立法技術上の問題は立法政策上の主張とかなり独立にできる、

    mic1849
    mic1849 2008/04/21
    「行政法規の目的はおそらく一切の不正をこの世から消失せしめることではなく生じうる問題の件数・深刻さを社会的に許容可能な一定水準以下に抑えること」「「白との境界」の向こう側については従ってリスクは……」
  • 青少年ネット規制法案 - おおやにき

    というわけでいずこからか法案が送られてきたので検討してみたよ(挨拶)。この忙しいのに何でこんなことに orz と思わなくもないが、まあ心配している人多そうなので。とりあえずみんなが不安に思いそうなところは検討できたかと思うけど、必要があればこのエントリに加筆していきます。ので、特定時点での私の見解を確定させたい人はお手数ですが魚拓でも取ってください。削除の必要があれば見え消しでやります。 以下まず注意点。 私がもらった法案が物かどうか、私は知りません(偽物だという証拠もないが)。よそでやはり検討を加えている人と同じものを見ているのかどうかも、私にはわかりません。法案を見て気になっている人は、私が検討対象にしているものが自分の見ているものと同じかどうか確認しながら読むことを勧めます。 主として法技術上の論点に絞って検討します。また以下自民党案(とされているもの、以下略)を中心的に検討し、民

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