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ethicsとsocietiesに関するmic1849のブックマーク (8)

  • 尊厳とか輝きとか | こどものおいしゃさん日記 うしろすがたのしぐれてゆくか

    6日土曜の午後、大阪で開催された日小児科学会の倫理委員会公開フォーラム「子どものいのちの輝きを支えるために ー重度障害をもった子どもの人権と尊厳をどのように守るかー 」という催しに参加してきた。午前の外来を終えてNICUを一回りしてから京阪で大阪へ出たので拝聴できたのは後半だけだったが、それでも、さいきん薄れかけたモチベーションを持ち直すのにはよい機会だった。 重症児の医療の歴史は、まったく医療の対象とすらされなかったという先史時代を経て、何が何でも救命延命するという黎明期があり、それはちょっと非人間的にすぎないかというアンチテーゼが公に語られるようになった革命の時代を経て、今に至るというのが私の理解である。 このアンチテーゼ、もう気管内挿管とか人工呼吸とかでやれる治療行為をすべて行って延命一辺倒の生涯を送らせるのではなく、治療行為の内容を選択してでも(その結果として計測される生涯時間は

    尊厳とか輝きとか | こどものおいしゃさん日記 うしろすがたのしぐれてゆくか
    mic1849
    mic1849 2008/12/28
    '、他人の人生の質を云々すること自体の倫理性もさることながら、その語りに美醜の尺度をもってするというのはなおさらどうなんだろうと思わされた'
  • 旅する読書日記 良い死

    良い死 立岩 真也 筑摩書房 2008-09 売り上げランキング : 54890 Amazonで詳しく見る by G-Tools  この10月、共同通信のために書いた立岩真也『良い死』の短い書評を転載します。いくつかの新聞に配信されたはずですが、確認はしていません。  重度の障害や難病とともに生きる人たちの傍らで、望ましい社会のあり方を粘り強く模索してきた社会学者による、「尊厳死」に対する透徹した批判の書である。   誰かがひどい苦痛にさいなまれながら生きているとき、周囲の人間がなすべきは、その人の苦痛をできるだけ軽減し、より健やかに生きられるよう助力することであるはずだ。それはむしろありふれた常識ではないか。だが全く反対のベクトルをもつ主張、すなわち「不治かつ末期」の病者に速やかな死を与えよとする「尊厳死」の思想が勢力を広げつつある。それは「自己決定」や「自然」といった、聞こえのよい修辞

    mic1849
    mic1849 2008/12/16
    '尊厳死が制度化され、価値のない生命といった考えが一般化すれば、重症ではあるがまだ生きられるし生きていたい人たちの存在は否定され、ますます不本意な死に...他の誰かの死を招き寄せ...利他的どころではない'
  • ジンケンの自明性には簡単に賛同しない - 地下生活者の手遊び

    「自明」にも「自然」にも賛同できにゃー。と当の当に大切なことには、理由があってはいけない - 過ぎ去ろうとしない過去のブクマコメに書きましたにゃ。その理由を考えていたのだけれど。 1)「自明」と「自然」の区別はけっこう厄介 ナチの優生学は一種の科学史上至上主義であり、「自然の鉄則」の自明性に依拠していたということは重要な論点だと考えますにゃ。 2)「ジンケンは自明」では生命至上主義(vitalism)に対抗できない 特に、脳死や中絶などの生命倫理にからむと、ジンケンは自明だ、ではいろいろと困ったことがでてきますにゃ。特に、宗教を背景にした狂信的生命至上主義者がジンケンの自明性をふりまわすという事態があるのだにゃ。掲示板での中絶論争で、僕は実際にこの手のお方をだいぶ相手にしていますにゃ。 3)「ジンケンは自明」では所有権至上主義に対抗できない 私有財産の不可侵というのはジンケン概念として

    ジンケンの自明性には簡単に賛同しない - 地下生活者の手遊び
    mic1849
    mic1849 2008/09/17
    本エントリとは直接に関係ないのだけれど、一連の流れから前世紀の「なぜ人を殺してはいけないのか」論争を思い出した.
  • 北米社会哲学学会報告2/結婚制度、リベラリズム、中立原理の限界

    前回に続き、北米社会哲学学会@ポートランド大学からの報告。会場で取ったメモは全部で35ページあるのだけれど、前回の記事ではたったの5枚分しか紹介しきれなかった。このままのペースだと何回続くか不安だけど、うまいことまとめて5回くらいにおさまるといいなぁと思っている。ていうか、もともとはそれぞれの発表について1段落でまとめるつもりで書き始めたのだけれど、哲学の発表を1段落にまとめるのはさすがに無謀だった。 というわけで今回取り上げるのは、「結婚」をテーマとした二つの発表。まずは、これぞ哲学という感じにイマヌエル・カントの倫理理論と結婚観を「メール・オーダー・ブライド」と比較しつつ批判した、セントラル・ワシントン大学哲学助教授でカントを専門とする Matthew Altman の発表。メール・オーダー・ブライドとは、先進国の独身男性向けに、アジアや東欧・旧ソ連などの国の貧しい女性を結婚相手として

    北米社会哲学学会報告2/結婚制度、リベラリズム、中立原理の限界
  • 人工SEX時代の出産学

    mic1849
    mic1849 2008/08/16
    '先端医療技術...人間が技術を管理して運営しているのにもかかわらず、「技術が我々を苦しめる」ように感じること...生殖技術は、我々の固有の行動様式や価値観が育ててきたものであることを、私は再度確認したい'
  • sakichan.org - sakichan リソースおよび情報

    sakichan.org は、あなたがお探しの情報の全ての最新かつ最適なソースです。一般トピックからここから検索できる内容は、sakichan.orgが全てとなります。あなたがお探しの内容が見つかることを願っています!

  • 強姦についての俗論を分析し、「強姦予防法」試案を小声で提唱してみる。 (追記5まであり) - 村野瀬玲奈の秘書課広報室

    独立変数の1と2に「障害や病気の有無」を、独立変数の3に「どれだけ嫌がったか」「その結果どうなったか(殺されたかどうか)」も入れていただければと思いました。 また、強姦予防にいちばん効果的なのは、私は「性教育」ではないかと思っています。^^ 強姦をセックスの延長ではなく、暴力であり人権侵害である、という徹底的な「教育」が必要なのでしょうね。まずは、自民党議員のセンセーたちから。 狭義の強制の上に石をのっけたらしいえあしゃです^^; エントリーありがとうございますm(__)m >物理的な力の行使をその主張の中心にすえていますから、その延長として、女性に対する暴力の行使にも甘くなる 当にそうですね。人間をモノとみなさなければ暴力は難しいですが、いったんモノとみなせば簡単、ということなのかもしれません。集団の中では女性(など弱い人間)を馬鹿にするのが”男らしさ”だとを勘違いする人も多いようです

  • 漂流生活的看護記録 : たぶん概念が違う、でも見習うべき。

    もうこれ以上働きたくない。エクアドルで一緒に働いていた欧州某国のゲイ法律家と、海外でも有名な日の過酷な通勤ラッシュの話をしていて「家畜輸送列車でもあんなにひどくねーぞオイ、日のビジネスマンは貨物扱いか?」などと言われ、あっ、惜しい、近いっ、似たような感じーなんて言っていたのである。その時に電車内で痴漢に遭う、という話になり、ああ、よくあるねえ、わたしも誰か知らない人にシリを掴まれたりスカートの中に手を突っ込まれたことがあるなあ、と何の気なしに言うと彼は妙な表情になった。あ、やっぱりそういうことする男がいるのって変なのかなあ、と思っていると彼は妙な表情のまま 「エボリー、それってviolación(レイプ)じゃないか!」と言った。 スペイン語ではレイプのことを'violación'という、この言葉は同時に契約の違反や権利の侵害、冒涜という意味も持つ。単なる暴力については'violenci

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