高久 「次は岡井委員」 岡井 「そろそろ医療安全の議論が必要かなということで資料を出したのだけれど、今後も検討会が続くということだから、今日議論いただかなくても結構だ。資料としてご覧いただきたい」 高久 「嘉山委員」 嘉山 「大臣から、どのくらい大学で養成できるのかというご質問があったので、それをアンケートの形で各大学から集計してみた。新木さんも、もちろんご存じだろう。とりあえず来年の分だ。それ以降はまた別途やらないといけない」 土屋 「米国医科大学協会が2006年6月に出した勧告をつけた。2015年までに2002年と比べて30%の入学定員を増やせと言っている。日本が定員を増やしたとしてもアメリカはさらにその先を行っているということだけ示しておきたい」 高久 「私の資料は、以前に出すと言っていた日本女医会の調査。ご覧いただければ。では、私から中間とりまとめ案について説明する」 これも資料の
昨日書いた問題は どうやら持ち回りで文案を回した最後が大熊委員になってしまい そうなったのは、大熊委員が文筆で生活している人なので できるだけ穴のない状態で見せたいという思惑が働いてのことだったのだけれど それに別の構図を感じ取った大熊委員が噛みついたということのようです。 「私だけ抜きの文章」というより 「私の意見が最後に回された文章」で でも、そこに大熊委員が合意しなかったため 結果的に「私だけ抜きの文章」になってしまった、と。 その割には大熊委員のプレゼンは印象が強かったなあ、というのが正直な感想。 さすがメディア人と評価すべきか。 順を追ってご報告していく。 高久 「大臣から一言ご挨拶をいただこうと思うが少し遅れられるそうなので、来られたら一言いただきたい。では今日も多くの方から資料をご提出いただいている。時間がないので1人5分程度で説明をお願いしたい。まず海野委員から」 ここで海
物事にレッテルを張るのは慎重にしなければいけない。 本来は複雑なものを単純化してしまい真実を見誤らせる。 しかし上手に切り分けると、世の中の見え方が変わったりもする。 現在の医療をめぐる状況で、様々な人が様々なことを言うのだけれど どうも違和感を覚えていた。 ようやく違和感の正体に気づいた。 たとえば医療費の問題、医師数の問題。 今を乗り切るには、対症療法的な「輸血」としてとりあえず増やすしかない。 しかし増やしたらそれで終わりではなく 医療が国富を増やすような あるいはそれが国民の目に明らかになるような質的転換の根治治療も行わないと 一体どこまで輸血し続ければいいんだ 国が破産しそうなのに、医療だけ聖域にしようってのかという話になる。 この対症的なことと根治的なことがゴッチャになっているから 訳が分からないのだ。 根治に向けた「病巣」と「治療法」。 これこそビジョン会議で明らかにされるべ
一昨日・昨日と所用で都内を離れておりました。 ら、ちょうど、そこにこの検討会の5回目、6回目が開催されて まったく傍聴できなかったため この報告に、あんまり意味がなくなってしまいました。 そうは言っても記録のため程度には意味があると思うので 最後のディスカッションの部分も書いておきます。 土屋 「スキルミックスの議論に入る前に海野委員のまとめられた予算について案をとってぜひまとめよう。メディエーターについても来年度予算に盛り込みたい。今朝、厚生労働省の医療安全推進室から、がんセンターに見学に見えたんだけれど、いらした方が医療安全担当の専従者が1人しかいないのかと驚いていた。ぜひ、メディエーターだけでなく事務職員の枠も確保してほしい。大野病院の件でも、手術中に家族を放ったらかして誰も説明をしていなかったという。こんなことをされて怒らない方がおかしい。ところが実際の現場には、そういう時に遺族に
起訴した検察官も、全力を尽くしたものの結果が無罪になったのだから、業務上過失なんとかになるのがスジではないだろうか。 直接的な影響として、加藤医師がこの2年半の間にできたであろう「失われた医療」について、誰かが責任をとってくれるのだろうか。間接的な影響として、例えば私の知っている産婦人科医の中には、ここ数年で精神状態を崩して仕事ができなくなった人が複数いるが、その原因の一つとしてこの事件があるという主張をされたら、報道関係者は彼ら自身の責任についてどう答えるのだろうか。 都市部の研修医の募集定員を減らし、あふれた人を地方で研修させようとする動きが、実はある。浅はかとしか言いようがない。 地方でのトレーニングと、都市部でのトレーニングでは、効率が全く異なる分野はいくらでもある。救急という分野を例にすると、救急車が1日に何十台も来るような都市部の病院でトレーニングした後で、1日に1,2台の救急
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