本特集「なぜ、日本企業のIT化が進まないのか?」では、普段、SIerの顧客側としてユーザー企業内でシステム企画に携わる情シス部長を聞き手に、エンタープライズ業界を取り巻く問題の本質を探るとともに、IT化を成功に導くための情シスとSIerの関係を考えます。 8本目の本記事では、日本企業のIT化を阻んでいる「SI産業構造のゆがみ」は、受発注間の「主従関係」が生み出しているのではないか——と指摘する、業務プロセス&オフィスコミュニケーション改善士の沢渡あまね氏に話をお聞きしました。 沢渡氏は、大手企業のIT部門や大手SIerで働いていた経験を生かして、企業の業務改革を支援しています。旧来の働き方の「あたりまえ」を疑い、ムリ、ムダをなくして「人が自律的に考え、行動する企業」へと変えていく——という同氏のコンセプトは、本質的な働き方を目指す企業の共感をよび、改革支援や講演の依頼が殺到しています。 こ
Workdayのファイナンスにクラウド版Informatica、壮絶な“初物導入の舞台裏”全部見せます:怒濤の5並列プロジェクトを振り返る(8/8 ページ) プロジェクトの最大の成果は こうして、プロジェクトに参加したクックパッドのメンバー、開発やプロジェクトマネジメントに参画したパートナー企業のメンバー、そして製品ベンダーの担当者が一堂に会して率直な意見が交わされたわけだが、プロジェクトが完了した後に互いに気兼ねなく本音をぶつけ合うことができたのは、ひとえにプロジェクトを通じてメンバー間の良好な関係性が築き上げられた結果だと言えよう。 中野氏は、あらためてこのプロジェクトを振り返ったときに、「最大の成果は“人”の成長」という結論に達したという。 「私自身、『システム投資は人に対する投資である』という信念を持っているのですが、今回のプロジェクトで『システムに投資しないというのは人に投資しな
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