フリーランスにはできない法人ならではの節税がいくつかあります。 そのうちの1つが法人による「社宅契約」です。 社宅契約ってどういうこと? フリーランスではできない節税の1つ、社宅契約。 社宅契約は、会社名義で自宅を契約して、会社が役員に社宅として貸すというもの。 私のようなフリーランスであれば、自宅は個人で家主と契約するのが通常。 その自宅で仕事をしているならば、仕事スペースを必要経費にできないかと家賃の一部を床面積で合理的に按分するなどといったことを考えるわけです。 事務所を借りている場合、自宅の家賃は経費にしたくても、まったく仕事に使っていなければ、残念ながら経費にはできません。 その一方で、法人であれば仕事にまったく関係のない自宅家賃の大部分(だいたい8〜9割)を経費にすることができるのです。 個人での契約の場合には、家主に10万円を支払います。そのお金は所得税や住民税が課税された後