(Last Updated On: 2019年8月27日)睡眠専門外来を日中の眠気で受診する患者さん達 すなおクリニックには、多くの睡眠障害の患者さんが訪れます。睡眠の問題には様々なものがありますが、精神科医としての30年余りの臨床経験の中で、15年位前から日中の眠気で訪れる患者さんについて、睡眠障害の視点から発達障害の視点に診断治療を転換する必要があるケースに多く出会うようになりました。(これは、自分自身がこのような見方をできるようになったということが多くあると思います。)この問題について、「睡眠医療」という睡眠医学専門家向けの雑誌にコラムを書きましたが、この中の「患者さんの典型的な経過」についての部分を掲載します。このようなケースは、主には注意欠如多動性障害(ADHD)と診断されるケースについて書いてありますが、自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断されるケースにも認められます。 典型