血瘀（瘀血） 弁証論治 中医学基礎理論
対応病症 ①針で刺すような刀で割るような激しい疼痛、痛む部位は決まっており、同部を圧迫すると痛みが激しくなる。夜間に痛みが増強する。 ②腹部に腫瘤を触れる者では、腫瘤は硬く、移動しない。 ③瘀血が体表組織の間にある方では、皮膚の色は青紫色または灰黒色。顔色はうす黒い、口唇や爪は青紫色、皮膚がかさかさして亀裂が入る、皮下出血斑。糸状の毛細血管拡張、腹部や下肢の静脈瘤などがよくみられる。 ④出血は反復して止血しにくい、女性では閉経、月経不順、月経痛をみる。経血の色は暗紫色で血塊を混じる。 ⑤舌質は暗紫色で瘀斑がある、舌下静脈の怒張、脈は渋または細渋。 弁証分類 以下のような場合に瘀血の存在を想定しています。 ①微小循環障害、特に動脈硬化、狭心症、心不全、肝硬変、脳卒中、大動脈炎などの局所微小循環障害。 ②腫瘍。 ③外傷後の頑固な痛み。 ④慢性肉芽性炎症。 ⑤皮膚の肥厚。 中医学的には、本来は脈
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桂皮：漢方（中医学）・中医学用語説明（生薬・中薬）
