3月22日、横田カーター啓子さんが、名古屋大で講演をして下さった。図書館の方、大学院生、研究者、出版関係者、その他の方が集まって、密度の濃い2時間あまりの集会となった。私は役得で、その後の食事会でも議論と情報交換を続行した。 いろいろ考えさせられることが多く、そのままにするのももったいないので、自分の頭の整理をかねて少し考えたことなどを整理しておく。 以下は横田さんの講演と、その後の意見交換を踏まえ、日比の私見を書いたものとなっている。横田さんのお話の全貌を示すものではないので、その点は誤解なきようお願いします。 目次はこんな感じ: 「図書」館から情報基盤センターへ 研究データの収蔵先としての図書館 デジタル資料の持続可能性 格差──大学間格差 格差──代理戦争気味な 研究成果のSEO? デジタル化はリテラシーを上げるかもしれない 選書の終焉? おわりに 研究者はbotにひれ伏すか 「図書
今夏も毎年恒例の「図書館Web選書」の参加者を募集します。 夏休みの期間を活用して、選書を体験してみませんか。 インターネット環境があれば、期間中いつでもどこからでも選書ができます。 皆さんの読書への意向を図書館に反映することができる絶好の機会です。 ふるってご参加ください。 (既に図書館に所蔵されている資料は選書できませんのでご注意ください) 記 〇対象 学部・短期大学部の学生 〇募集人数 20名(先着順) 〇募集期間 7月1日(月)~8月1日(木) 〇申込方法 下記のアドレス宛にメールでお申し込みください。 biblio@ad.ryukoku.ac.jp ◇メールの件名は、「学生WEB選書」とし、 ◇メール本文に下記の事項を記入。 ①氏名 ②学籍番号 ◎選書期間 8月5日(月)~9月6日(金) Web選書の方法については、実施時に説明資料でお知らせします。
重要文化財指定記念!法隆寺金堂壁画の便利堂写真撮影原板の展示会を開催します! 便利堂が昭和10年に撮影した法隆寺金堂壁画の写真原板が、このたび国の重要文化財に指定されることとなります!それを記念し、本社ギャラリーにて法隆寺金堂壁画に関する資料を集めた展示会を開催します。法隆寺金堂壁画をめぐる詳細な資料の展示はもちろん、重要文化財となる原板の実物展示や、コロタイプ印刷の法隆寺金堂壁画(第6号壁)の原寸大掛軸の展示、当時の壁画撮影の様子がわかる模型など、充実の内容をご準備しています! http://takumisuzuki123.blog.fc2.com/blog-entry-80.html 【期間】3月15日(日)~4月5日(日) 【開廊時間】11:00~18:00(会期中無休) 【会場】便利堂コロタイプキャラリー 株式会社便利堂 京都本社1階 ※入場無料 4月4日(土)15:00~は、講師
【モデルプレス】どんどん寒くなり、オシャレがますます楽しい季節に。今年の秋冬は、コートの着こなしを工夫して、こっくり可愛いスタイルを目指してみるのも良さそう。 ◆コートでつくる文学少女風スタイル 雑誌「GINZA」12月号のテーマは「本とコート」。読書に耽りたいこの季節だからこそ、ファッションでも本が似合うようなこっくり可愛いスタイルに挑戦。本の中に広がる世界を、コートを主役にしたファッションストーリーで表現する。 恋愛小説のような甘く優しい雰囲気をつくりたいなら、コートもフェミニンに。パステルカラーやドロップショルダーなど、丸みのあるやわらかなデザインを選べば女性らしさを全開にできる。ちょっぴり影のある大人の絵本の世界が気分なら、ビッグシルエットのコートに身を包むのがおすすめ。ひざ下丈やミモレ丈など旬なシルエットのボトムと合わせれば、アンニュイなムード漂うコーディネートが完成する。
クラウド型文書管理サービスを提供する米Evernote(エバーノート)は2014年11月10日、日本経済新聞社と資本業務提携すると発表した(写真)。日経から2000万ドル(約23億円)の出資を受け入れる。2015年1月をめどにエバーノートが2014年10月に発表したニュース記事自動表示機能「Context(コンテキスト)」と日経が運営する「日本経済新聞 電子版」を連携させ、エバーノートの有料会員にはクラウド上に保存した「ノート」の内容と連動した日経の記事を表示するなどの機能連携を進める。 エバーノートは米国時間の2014年10月2日、有料会員向けにEvernote内で編集している内容に関連性の高いニュース記事を自動的に検索して表示するコンテキストを発表(関連記事:EvernoteがThe Wall Street Journalなどと連携、ニュース記事を自動検索)。米ダウ・ジョーンズと提携し
【2014年9月11日発表-プレスリリース】 カーリルと名古屋大学附属図書館が連携協力協定を締結しました。 図書館でスマートフォンによる屋内位置情報を活用する実証実験を実施します。 株式会社カーリル(所在地:岐阜県中津川市 代表取締役:吉本龍司)と名古屋大学附属図書館(所在地:愛知県名古屋市 図書館長:佐野充)は、名古屋大学附属図書館において、ビーコンデバイス(BLEビーコン)による屋内位置情報を活用した新しい図書館サービスの実証実験を実施します。 ビーコンデバイスによる屋内位置情報を活用した本格的な図書館サービス(書架ナビゲーションやレファレンス支援機能)は全国初となり、世界的にも新しい取り組みとなります。 開発の背景と目的 株式会社カーリルは、全国93%以上の図書館(公共図書館において)に対応した図書館蔵書検索サイト「カーリル」を運営しています。現在、アクセスの約60パーセントがスマー
high190です。 ご報告がだいぶ遅れてしまいましたが、2月6日(木)、7日(金)に東京の国立情報学研究所で行われたJAIRO Cloud説明・講習会に参加してきました。私は初日のみ参加でしたが、勉強になったので、当日の様子をまとめておきたいと思います。 ちなみにJAIRO Cloudとは国立情報学研究所が提供する共用リポジトリサービスのことです。リポジトリとは「大学とその構成員が創造したデジタル資料の管理や発信を行うために,大学がそのコミュニティの構成員に提供する一連のサービス」という定義がなされているようです。*1平成25年4月1日に施行された学位規則の改正によって、今まで印刷公表とされていた博士論文の公表方法がインターネットを利用した公表と改められたことにより、*2にわかに大学関係者を賑わす話題になりました。 リポジトリ構築の背景にはオープンアクセスの進展や学術情報基盤の整備など、
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
2年前に「東邦大学がElsevierのビッグディールを切ってコストダウンに成功した事例」というエントリを書きました。以来、このテーマについては(担当でもないのに)継続的にウォッチしています。 ここ最近では以下の大学で動きが見られました。 滋賀医科大学:http://www.shiga-med.ac.jp/news/gakugai/12/html/2383.html 東京慈恵会医科大学:http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/news.htm 名古屋大学:http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/denshi/2013/140228 中央大学:http://www.chuo-u.ac.jp/library/database/2014/04/14982/ 加えて、うっかり見逃してましたが、明治大学も2014年度からElsevie
以前、各自動書庫メーカーについてまとめを作成しましたが、自動書庫を導入する図書館は毎年じわりじわりと増えています。 図書館と自動書庫 - しぶろぐ(努力の上に花が咲く) ということで、現時点で私が把握している情報を元に、自動書庫を導入している図書館についてまとめてみました。あくまで把握できた情報のみを対象としています。なお情報源は、各メーカーサイトで出している情報と、国際基督教大学図書館の黒澤さんの「黒澤公人のドキュメンテーションシステムを考える-自動化書庫に関する情報(国内編)」のまとめ、あとは日々の情報収集によるところです。以上の点を踏まえた上でご参考ください。 100万冊以上の収蔵能力を持つ図書館 自動書庫を導入している図書館のうち、100万冊を超える収蔵能力を持つところについてピックアップしてみました。 図書館名 収蔵冊数(万冊) メーカー 国立国会図書館 関西館 140 ダイフク
2013年10月21日から27日にかけて、「オープンアクセスウィーク(Open Access Week)」として、世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントが予定されています。オープンアクセスウィークは2007年に開始され、今年で7回目となります。今年のテーマは”REDEFINING IMPACT”(インパクトを再定義する)です。デジタルリポジトリ連合(DRF)のウェブサイトには特設ページが用意され、OAWのロゴやポスターなどのグッズ、国内で開催されるイベントがまとめられています。 OAWeek_2013(DRF wiki) http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?oaw2013 Open Access Week http://openaccessweek.org/ 学位規則の改正と学位論文のオープンアクセス化―オープンアクセス週間記念
株式会社アトラスがAltmetricsを表示する論文検索iOSアプリを開発 携帯、モバイル関連 このたび株式会社アトラス(東京都千代田区)は、学術論文を横断検索するWebサービス、論文検索Qross (https://qross.atlas.jp/top)のiOS用アプリケーションソフト「論文検索Qross」を開発しました。 このたび株式会社アトラス(東京都千代田区)は、学術論文を横断検索するWebサービス、論文検索Qross (https://qross.atlas.jp/top)のiOS用アプリケーションソフト「論文検索Qross」(https://itunes.apple.com/jp/app/article-search-qross/id686361908)を開発しました。 すでに5万人以上の研究者、学生に利用されているモバイルアプリ「論文検索」の次期バージョンとして開発された「論
2012年7月中旬に「平成24年度に私立大学教育研究活性化設備整備事業」という補助金の募集が行われ、180件の採択結果が文部科学省のHPで公開されています。当時ふぁぼはして把握はしていたものの、その後みごとにスルーしておりました。というかそもそもこの補助金が直接関係するものとはいまいちピンときておらず・・。 そしてこの補助金の存在を再認識させられたのが、4月中旬の追手門学院大学図書館のこちらの記事。 「ラーニング・コモンズ」を設置しました (追手門学院大学図書館 2013-04-12) 図書館内(2階・カウンター奥)に「ラーニング・コモンズ」を設置しました。この事業は、文部科学省平成24年度「私立大学教育研究活性化設備整備事業」に採択されたものです。 ん?補助金でラーコモ?ということで文科省のサイトで採択一覧を見てみると、なんとラーニングコモンズとアクティブラーニングの多いこと多いこと。な
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