中国互聯網絡信息中心(CNNIC)はこのほど、世界規模でのIPv4アドレス資源枯渇について声明を発表した。 CNNICはまず関連機構の最新予測結果を引用、IPv4アドレス資源が枯渇しつつある実態を明らかにした。現行のIPv4アドレス資源が2010年前後にはもれなく割り当てられることにより、IANA(Internet Assigned Number Authority)が各RIR(Regional Internet Registry: 地域インターネットレジストリ)に対して、新たにIPv4アドレスを割り当てることができなくなる。最終的にはIPv4アドレス資源が枯渇するということだ。 CNNICはこうした状況を踏まえつつ、IPv6がIPv4の代替品として国際的に認知されており、IPv6への移行が関心を集めるという認識を示し、下記の5つのキーポイントからなる声明を公表した。 IPv4アドレス資源