この日碌へのコメントはレベルが高いので驚く。ドイツ在住の人が 「おれの血は他人の血」の独訳に対する現地の評価を紹介してくれた り、その他貴重な情報が多いのはありがたいことだ。 さて今日は、田中啓文のミステリー・ジャズ小説集「落下する緑」 (創元推理文庫)が送られてきた。著者は自身テナーサックスを吹く ジャズマンでもあり、ジャズの好きなSF作家の堀晃の紹介で山下洋 輔が解説を書いている。さらにこの田中啓文は、SF作家で役者でも ある北野勇作とのデュオでサックスと朗読のライヴもやっている。そ してその北野勇作の新作「レイコちゃんと蒲鉾工場」(光文社文庫) も送られてきた。読む楽しみができたことよりも、なんとなくわが人 脈とそのつながりに思いを馳せてしまう。山下、堀、北野三氏とも、 わがネット会議室のメンバーなのである。 さらに、さらに、今日はおれが推薦文を書いた八代嘉美の「iPS 細胞 世紀の