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ブックマーク / tmasui.blogspot.com (7)

  • ユビキタスの街角: 階層型ファイルシステムの憂鬱

    Unixが普及したためか、ファイルは階層的に管理するものだという常識が浸透しており、現在はパソコンでもスマホでもファイルは階層的に管理するのがあたりまえになっている。階層的ファイル管理は確かに便利なものだが誰もが使いこなせるものではない。階層化が自然なもの(住所など)や分類の専門家がいるところ(図書館など)ではデータを階層的に管理するのが良いかもしれないが、パソコン上の雑多なデータを階層的に管理することは普通の人には無理である。「1月の会議でA社に貰ったBプロジェクトの資料」のような文書を入手したとき、「1月」のフォルダに入れるべきなのか「A社」のフォルダに入れるべきなのか「Bプロジェクト」のフォルダに入れるべきなのか判断に苦しむし、そもそもファイル名をどうすればいいのかわからない。新しいデータが来るたびにこのように悩むのは全く理不尽であり、私の場合はすべてデスクトップ上に置いてしまうので

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    mickn 2012/12/16
  • ユビキタスの街角: フリップチャート

    外国の会議などでは、 イーゼルのような台に大きな紙を束ねたものを載せた「フリップチャート」というものがよく使われている。 ホワイトボードより便利かもしれないので、日で買える製品を調べてみた。 コクヨの「イノゲート」 体の左右にも紙を吊るせる。5万円以上。 3Mの「イーゼルパッド」 上辺にノリがついた巨大なポストイット。20枚で3000円ぐらい。 イトーキのイーゼルは4万円ぐらい。 IKEAのおもちゃイーゼル 3000円ぐらい。ロール紙が使える。 とりあえずイーゼルパッドは使ってみようと思う。壁に貼ってから書き込んでもいいかも。

    mickn
    mickn 2009/07/16
  • ユビキタスの街角: ISBNについて調べたり教えてもらったりしたので情報をまとめておく

    ISBNについて調べたり教えてもらったりしたので情報をまとめておく。 番号の構成 従来は10桁(9桁の番号+チェックディジット)だったが、番号枯渇の心配があるためため2007/1から13桁になった。 2008/1現在、10桁で処理されている環境も多いようである。(e.g. AmazonのASIN) 日の10桁ISBNは4-AAAA-BBBB-Cという形式になっている。最初の「4」が日の番号。 AAAAは出版者記号で2桁〜7桁の数字。 BBBBは書名記号で6桁〜1桁の数字。 Cはチェックディジットで、その前の9桁から計算される。 AAAAとBBBBの桁数の合成は8桁に固定。出版者記号が7桁の場合10冊しか定義できない。 出版者記号が2桁の会社は岩波(00), 角川(04)など20社。 ISBN出版社リスト - 2桁出版者, 3桁出版者, 4桁出版者, 5桁出版者, 6桁出版者, 7桁出版

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    mickn 2008/01/08
  • ユビキタスの街角: A4用紙1枚に256GBのデータを保存する技術

    標題のようなニュースが報じられて話題になっている。 ちょっと計算してみると明らかなように、これは嘘か詐欺である。 A4の紙全面にわたって1ミクロン格子で32ビットずつ情報を正確に書き込まなければならない。 書くのも読むのも無理。 現在のインクジェットプリンタは1ピコリットルの制御が下限なので、 250GB(2Tビット)ぶんインクを飛ばすと2リットルになる 世界でもネタ認定されているし、もとソースでも否定されているようだ。 TechWorld Slashdot 奥村晴彦氏 しかし はてブを見ると 称賛の嵐になっているのが不思議である。 信じる人が増えると困るので書いておくが、 世界はまだまだ詐欺のネタには困らないのだなと思った。

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    mickn 2006/12/01
  • ユビキタスの街角: iWoz

    Apple創業者のひとりSteve Wozniak(Woz)のはじめての自伝だという iWozというを 読んでみた。Gina SmithというライターがWozに55回もインタビューしてにしたらしい。もうひとりの創業者であるSteve Jobsは非常に有名であるが、WozはAppleを成功に導いたApple IIの設計者であるスーパーエンジニアであるということはエンジニアには広く知られている話であり、Apple IIにまつわる裏話や最近の状況、Jobsとの確執などについて知ることができるかと思ったのである。 Wozは父親の影響をうけてエンジニアリング魂に目覚め、小学生のころからアマチュア無線をやったり発明工作賞みたいなのを獲りまくったりしていたのだが、中学のころからは論理回路や計算機に目覚めてその方向のハッキング力を炸裂させてたらしい。Wozはとにかく論理回路をエレガントに小さく作ること

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    mickn 2006/11/29
  • ユビキタスの街角: Visualizing the Future of Information Visualization

    Aaron Marcusが ACM Interactions Magazineの 2006年3月号で情報視覚化についての記事を書いていた。 情報視覚化は長い間研究されてるけれども はっきり言ってパッとしてないという話には同感である。 学会などで提案されてきた視覚化技法は全然流行っていないし、 図表エディタはVisioとSmartDrawぐらいしか存在しなくて、 スプレッドシートの普及ぶりとえらい違いだというわけである。 Marcus氏はまた「聴覚化」や「複雑な論理式を視覚的に表現する技法」が将来重要だと書いているが、 これは全然賛同できない。もっと基的に便利でどこでも使えるものが必要だと思う。 最近視覚化関係の論文を全然読んでいないのだが、 Marcus氏のような専門家がいまだに 古いシステムについて言及しているところを見ると、あまり進展が無いのであろう。 一方、視覚化を商売にしようとい

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    mickn 2006/08/30
  • ユビキタスの街角: Web時代の論文

    ネットで使える面白いシステムを論文にして学会で発表しようとすると、 大体以下のような手順が必要になる。 システムを作る システムを公開して流行させる しばらく運用してフィードバックを得る 結果をまとめて論文にして投稿する 査読が行なわれ、採録が決定する コンファレンスで発表する しっかりした学会の場合、このサイクルはどんなに短くても1年かかる。 作ってから1年もたったシステムを発表するのは面白くないに決まっているし、 話を聞く側からしても当然面白くない。 流行ったシステムの場合は聞く側もよく知っているはずだから聞いても面白くないし、 流行らなかったシステムの場合は聞いても面白くないであろう。 つまり 学会に参加しても、この手の面白い話が聞ける可能性は限りなく低いことになる。 それでは学会に行く人間は少なくなるだろうし、発表する意欲もおきない。 ネットワーク系とかインタフェース系とかユビキタ

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    mickn 2006/02/03
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