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ブックマーク / sorobanya.com (15)

  • 歌唱における二面性の表現について(あるいは、奥野香耶さんの歌う『ド屑』から得た感覚について) - 死に物狂い

    音声コンテンツは映像コンテンツと比べ、それを楽しむのに要する消費カロリーは少ないはずである。相対的に受け取る情報量が少ないからだ。映像は聴覚と視覚を用いるが、音声は聴覚だけで済む。だからその分必要なカロリーが少ない。疲れてほとほと倒れそうなときには、テレビを見るよりもラジオを聞くほうが楽だろう。そもそもそんな状況ではコンテンツを楽しめないかもしれない。 さりとて、音声であれば必ず映像より消費カロリーが少ない、ということもないだろう。例えば落語を音声だけで楽しむ場合。特に、想像力を働かさせられるような噺であれば、映像で見るよりもかえってカロリーが高くなることもある。 加えて言うと、世の中には聞くだけで身を削られるような音声コンテンツもある。実際にあった。最近、耳からエネルギーをごっそり持っていかれたコンテンツがあった。それはある方の歌唱だった。 www.youtube.com 歌うのは声優の

    歌唱における二面性の表現について(あるいは、奥野香耶さんの歌う『ド屑』から得た感覚について) - 死に物狂い
  • 考えてみよう『林田藍里同級生概念』 - 死に物狂い

    【下記動画の文章版】 www.youtube.com 【動画制作の意図】 オタクの会合で聞く作品語りはおおむね面白いが、客観的に見てもそうなのかを確かめようと思った。 オタクが早口で喋る姿は個人的には大好きなのだが、客観的に見るとどうなのかを確かめようと思った。 【作ってみてどうだったか】 楽しかった 【動画台】 Wake Up, Girls!の話をしましょう やっていきましょう Wake Up, Girls!という作品、話すテーマは色々あると思うのですが、 日は、このテーマについて考えていきたいと思っています。 『林田藍里同級生概念』 非常に有名な概念、であるかのように言ってしまいましたが、そもそも『林田藍里同級生概念』とはなにか。これはよく分かりません。喋っている私もよくわかっておりません。しかし、分からないからこそ、今日は考えていきたいと思っています。 私が考える林田藍里同級生概

    考えてみよう『林田藍里同級生概念』 - 死に物狂い
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    mickn 2022/03/21
  • 歌割りペアの組み合わせから見るWake Up, Girls!の楽曲群について - 死に物狂い

    格的に冬到来、年末進行で忙しくなる今日このごろ。こんなときはWUGちゃんのことを考えるのがぴったりですね。というわけで記事は『Wake Up, Girls! Advent Calendar 2021』15日目の記事です。昨年に引き続き参加させていただきます。 (企画御礼 to ておりあ(@_theoria)さん←いつもありがとうございます) adventar.org なお、昨日はキッチン!さんがご担当でした。明日は吾解(あかい)さんのご担当です。 ○14日の記事 konbanwug.hatenablog.com ○16日の記事 akai-huusen.hatenablog.com やっていきましょう。 0.前段 複数のメンバーがボーカルが担当する音楽グループでは、ほぼ必然的に歌割りが発生する。アイドルに限った話でもない。一曲のうち、誰がどの部分を歌うか。レコーディング時のディレクション

    歌割りペアの組み合わせから見るWake Up, Girls!の楽曲群について - 死に物狂い
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    mickn 2021/12/15
  • 山下七海さんのように歌おう - 死に物狂い

    記事の主旨 私が山下七海だ!!!!!!! 記事の結論 私は山下七海さんではない。 説明 ・WUGちゃんの歌割りを再現してカラオケを楽しもう、ついでに自分たちでセトリも考えようという主旨のオフ会で、山下七海さんパートを拝命することになった。 ・折角の機会なので山下さんの歌い方を学ぶことにした。学ぶと言っても耳から入ってくる印象をなんとなく再現しようというレベルである。特に理論はない。 ・後に何かの素材にできるかもしれないので、記事として残しておくこととした、という名目のただのメモである。 セットリスト #7_Mics 通算11人のワグナーが京都、大阪、東京、台湾、高速バス乗り場、高速バス車内等々から集まり、 約二時間WUGちゃんへのスキと曲の解釈を交換し続け、 悩みに悩んで第1回ワグナー歌割りカラオケオフの最強セトリが完成しました!!!!!!! ご査収ください!!!!!!! pic.tw

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    mickn 2019/10/23
  • 私たちはWake Up, Girls!に近づけたか(あるいは、WUG曲カラオケオフ感想メモ) - 死に物狂い

    10月6日(日)に開催されたワグナーカラオケオフ会に参加してきましたので、その感想等を書いた記事です。よろしくお願いいたします(5000字程度) ※関連記事 sorobanya.hatenablog.com オフ会概要 ・カラオケボックスでWUGちゃんの曲と関連曲を歌うオフ会です ・歌のパート分けを行い、なるべく歌割りを再現するように歌います (最初に)謝辞 企画その他準備をしていただいた吾解さん、および一緒の時間を過ごしていただいた参加者の皆さんに心からの御礼を申し上げます。非常に楽しく有意義な時間でした。 以下、精神的記述。 セットリスト #7_Mics 通算11人のワグナーが京都、大阪、東京、台湾、高速バス乗り場、高速バス車内等々から集まり、 約二時間WUGちゃんへのスキと曲の解釈を交換し続け、 悩みに悩んで第1回ワグナー歌割りカラオケオフの最強セトリが完成しました!!!!!!! ご

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    mickn 2019/10/15
  • コンテンツツーリズムの観点からみるWake Up, Girls!の立ち位置―『コンテンツツーリズム研究』および『地域 × アニメ ーコンテンツツーリズムからの展開ー』を読んで― - 死に物狂い

    先月末に飛騨地方へ赴く用事があり、ついでに高山市にも寄ってきました。高山と言えばそう、『氷菓』ですね!(諸説あり) チタンダエルを感じるめくるめく氷菓の世界 pic.twitter.com/XHey2CFuAh — そろばんや (@sorobanya64) April 23, 2019 国籍を問わない大量の観光客に驚きながらも、晴天の下、短時間(30分)ながら楽しく散策できました。まるっとプラザさんの店舗内にあふれる氷菓グッズを見て嬉しく思い、また(豊郷の飛び出し女子高生さながらの)飛び出し千反田えるを発見したときには非常に興奮しました。 もっとアツい pic.twitter.com/C7RPVhLDXL — そろばんや (@sorobanya64) April 23, 2019 かわいいね。 時期も時期だったので、臥龍桜の前で「もう春です」などと言って一人ほくそ笑みたかったのですが、持ち

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    mickn 2019/05/02
  • 私は声優ユニットWake Up, Girls!に何をもらったか―約一年間の総括として― - 死に物狂い

    年度末である。サラリーマンを数年やると、学生時代のように、特に4月に感慨を覚えることもなくなる。とはいえ、季節が一巡りしたのだという実感はあり、「この一年も無事に勤め人でいられた」などという安心感もある*1。 3/8のFINAL LIVEから約3週間が経過した。TL上のワグナーを見ると、第二章が始まっていたり、名前が壮大になっていたり、よくわからない進化を遂げていたりと、7人と同様に、それぞれがそれぞれに歩み始めている。もとよりそうなるだろうとは思っていたのだが、そんな光景を見て、私はとても素晴らしいなと感じる。自分の推しを応援するためにも、自分の人生を邁進するのである。 私はと言えば、声優ユニットWake Up, Girls!の陣形を考えていた。フォーメーションではない。陣形である*2。敵を目の前にしたときに、どのような陣形を組むかということである。私の結論は以下の通りだ。 後衛を奥野香

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    mickn 2019/04/01
  • Wake Up, Girls!の楽曲『ハートライン』について―ツアーを通じた役割の変化― - 死に物狂い

    ライブとは生物(なまもの)であるとよく言われるが、生物(いきもの)でもあるように思う。特にツアーという形式では、一定期間に亘って同種の演目が繰り返されるため、演者と客席が洗練されていくのにあわせ、曲自体が果たす役割というのも移り変わっていくように思われる。 2018年7月から2019年2月(SSAも含めれば3月)に亘って開催された『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -(以下、「ツアー」という。)』では、数え切れないほどの楽曲が、やはり数え切れないほどの回数演じられたわけであるが、中でも『ハートライン』は、ツアーを通して自身の立ち位置が変化していった、最も印象的な演目の一つであったから、今回その点を取りあげてポエムを書くことにした。内容としては、徳島公演の感想で言及したことの書き足しになる。なお、恐縮ながら、私はハートラインが生まれた頃のWUGを詳しく知らな

    Wake Up, Girls!の楽曲『ハートライン』について―ツアーを通じた役割の変化― - 死に物狂い
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    mickn 2019/03/18
  • 扉の向こう側へ―Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~に行ってきました― - 死に物狂い

    物事を評価する際、何をもって「終わり」とするのかは実際のところ一義的ではないような気がします。続いているけれども終わっていると看做される(捉えられる)ものもあれば、その逆も然りであり、ともすればまだ始まってすらいなかった、なんてこともありえるでしょう。 人生で考えますと、出生に始まり死によって終わると解するのが素直と思います。中には死してなお終わらない方もおられるでしょうが、それは非常に特異な例であって、原則的に死は誰しもに平等に課せられた不確定期限であります。明日、明後日に自己が自己として存在するかは、実は何にも保証されないわけですが、普段の生活でそれを意識することはほとんどないところ、何かの拍子に私たちはその現実に気付かされ、「ではその時を迎えるまでにどのように生きるべきか」なんてことを考えたりするわけです。 この点、究極的に人間というのは「死が訪れるまでは終わらない」と言い換えること

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    mickn 2019/03/12
  • 今日という日があったということを―Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅲ KADODE ~宮城公演に行ってきました― - 死に物狂い

    2019年2月24日(日)の21時を過ぎた頃、前年7月14日に始まり、約半年間に亘って展開されてきた『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -(以下、「ツアー」という。)』は 千秋楽を迎えた。全12会場、公演数にして33。思い返せば、台風直撃の座間公演や、直前に地震が生じた熊公演等、開催自体が危ぶまれた瞬間もあったが、ともあれ無事に全公演を終えられたことを素直に祝い、そして喜びたい。何よりも、舞台上の7人が1人も欠けることなく最後まで走りきれた*1ことを、そしてその姿を見届けられたことを、私個人としてはこの上なく嬉しく思っている。当にお疲れさまでした。 「SSAはエクストラステージである」と彼女たちは言った。だからこの公演が、来の意味でのラストなのだと。そうか、と私は思った。遅きに失した感があったものの、自分自身の考えを改める必要があった。ツアーのラスト

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    mickn 2019/02/27
  • 6と5の間で―Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅲ KADODE ~ 一宮公演に行ってきました― - 死に物狂い

    早速に自分語りから始まって恐縮だが、私は半年ほど前に関西から愛知県にやって来た。サラリーマンとしては珍しくもない、よくある悲哀の1ページではあるが、まさか自分が東海の地で生活をする日が来るとは全く思ってもみなかった。最初は色々思うところもあったが、今では生活も落ち着き、新たな職務にも慣れ、とはいえドタバタしながら毎日を過ごしている。 「思うところ」というのはここで書く話でもないので割愛するが、ともあれ今この地で生活をする意味を大きく感じられているのは、他ならないWUGちゃんのおかげでもある。ツアーで西へ東へ行くことを考えれば、愛知という地は非常に利便がよく、移動するにあたって無駄がない。今になって考えると、関西に居たままであれば、もっと無理のある行程になっていた公演もあったから*1、実際のところ非常に幸運であったと思っている。 そして極めつけが愛知・一宮公演の発表であった。私のもやもやを完

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    mickn 2019/02/19
  • 夢よ再び―Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅲ KADODE ~ 徳島公演に行ってきました― - 死に物狂い

    2/2(土)、私は『わぐりすらん』に参加するため千葉県松戸市へと向かっていた。何をするイベントなのか、前情報はほとんど持ち合わせていなかった(我ながら調べろよとは思う)。精々、前年に田中さんが足をつったことぐらいしか知らず、しかし「7人が7人である」機会には可能な限り立ち会いたい思いはあるから、とりあえずチケットに応募したら当たってしまった、というのが実情である。「鷲崎さんにも会えるなんて、全くお得なイベントだな」ぐらいの認識であった。 始まってみると、わちゃわちゃして面白いバラエティコーナーあり、いつものように楽しいライブコーナーありと、短いながらも濃密な時間を過ごさせてもらった。他ユニットの様子を見るにつけ、異文化に触れるとはこういうことか、と思ったものである。「アイドル」なのか「声優」なのか「アニメ」なのか。それぞれのユニットが持つ背景は、似ているようで異なる。その差異がそのまま、そ

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    mickn 2019/02/12
  • 時計の針はどちらに進むか―Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅲ KADODE ~ 長野公演に行ってきました― - 死に物狂い

    1/25(金)午後6時半頃、半ば無我の境地で一週間を終えたことに関して自分を褒め称えつつ職場を出た私は、チケット発券のためファミリーマートへ赴いた。システム障害で端末が使えなくなるような事態を考えれば、もっと早くから発券しておく方がリスク管理としては正しいのであろうが、何であれ毎回公演当日の直前に発券することが一種のルーティーンになっている。個人的に「その方が楽しいから」ということもあるし、単に面倒くさいから後回しにしているということもある。 「トレーニング中」と名札に記載のあるカルロスさん(仮名)にいつも通りレシートを手渡し、いつも通り「袋は一枚でいいですよ」と伝え、カルロスさんの「こちらでお間違えないですか」との問いに対し、またいつも通り「大丈夫で~す」と答えようとした時、私は声にならない叫びをあげた。あえて文字にするなら「……ウェッ」である。米津玄師である。怪訝な顔のカルロスさんに「

    時計の針はどちらに進むか―Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅲ KADODE ~ 長野公演に行ってきました― - 死に物狂い
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    mickn 2019/02/04
  • 夢の終わりと新たな夢(あるいは雨上がりのミライ)―『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅱ FANTASIA ~』横須賀公演に行ってきました - 死に物狂い

    ファンが演者に「おめでとう」という言葉を(さらに言えばこのタイミングで)かけるのが適切なことなのかはよく分かりませんが、少なくとも今の私にはそれ以外の言葉が浮かびません。 だから私はとにかくおめでとうと言います。WUGちゃんおめでとう。当におめでとう。私でさえこの感情なのだから、古参の方はそれこそ感無量なのではないでしょうか。そんな皆さんもおめでとう。いや、やはりそれが適切かは分からないですけれども。ともあれここまでWUGちゃんを支えてくれてありがとう。もちろんWUGちゃんもありがとう。そしてWUGちゃんに関わる全ての人にありがとう。 この日、私は全くもって予想だにしない最高のクリスマスプレゼントをもらえたように思います。というわけで、12/22(土)『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅱ FANTASIA ~』の横須賀公演(昼・夜)に参

    夢の終わりと新たな夢(あるいは雨上がりのミライ)―『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅱ FANTASIA ~』横須賀公演に行ってきました - 死に物狂い
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    mickn 2018/12/24
  • 『Wake Up, Girls! 青葉の軌跡』を見てきました(あるいは青山一丁目紀行) - 死に物狂い

    〔前段〕 Wake Up, Girls!(以下、「WUG」と言います。)を知ってからというもの、毎日がより楽しく感じられるようになったと思います。我ながら何を言っているんだという話ですが、寝覚めはスッキリ、姿勢はシャキッと(当社比)、仕事への不満も減少の一途。何故ならば、WUGのみんなを見るたびに、「自分も負けていられない」という気分になるからです。あんなに輝いている人たちがいる。だから自分も頑張ろうと思うわけです。 何から書くべきなのか、当に言語化するというのは難しいなあと感じずにはいられません。というわけで、草月ホールで行われた、WUGの新作舞台である『青葉の軌跡』(6/8昼公演)を鑑賞(観劇?)してきました。よもや自分が平日の昼間から舞台を見るためだけに有給をとって東京へ向かうなんて思ってもみませんでした。 前回のライブ終了後には「アニメ見ないとな」などと言っていたのにもかかわらず

    『Wake Up, Girls! 青葉の軌跡』を見てきました(あるいは青山一丁目紀行) - 死に物狂い
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    mickn 2018/06/12
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