1980年に発売されてから40年の月日が経過したローランドのリズムマシンTR-808は、今なお世界中の多くの人から愛されるマシンであり、中古市場では50万円近い価格で売買されています。そのTR-808の新バージョンともいえるRC-808が昨年の8月8日の808の日に無料リリースされて大きな話題となりましたが、今年2020年8月8日、そのRC-808がバージョンアップし、待望のプラグインに対応。従来のスタンドアロン版に加え、WindowsのVSTおよびMacのVST/AUでも使えるようになったのです。 RC-808とはReCreation-808の略であり、「808を新たに作り直した」という意味を込めてネーミングされたもの。開発したのは40年前にTR-808を開発し、後にローランドの社長にもなった菊本忠男さんと、当時ローランドでTR-808を開発していた通称アナログマフィア(Analog M
エレクトロニックミュージック、とりわけ踊ることを目的にしたジャンルのリスナーなら、キックと一体になる“あの”瞬間を味わったことがあるのではないだろうか(キックはバスドラムとも言う)。 単にビートが打ち付けられる衝撃というだけではない。鼓膜と身体がキックドラムのパターンにかみ合う瞬間が存在する。 ドンッとしたキック、鼓動するキック、短く鋭いキック、とどろくキック。キックを聞くと、揺らぐ、跳ねる、頭を振る、両手を突き上げる、といった行為のタイミングを知ることができる。 ではそもそもキックの何がこれほど魅力的なのだろうか? キックはどうやって生まれているのだろうか? そして、自分の制作でキックのインパクトを最大限に引き出すにはどうすればいいのだろうか? そこで今回は、エレクトロニック・キックの歴史と重要ポイントをDavid Abravanelが概説する。 誕生 エレクトロニック・キックは、生楽器
はじめに前回の記事でSpotify APIを使って楽曲のデータを引っこ抜くまでの話を書きました。「自分もやってみたい!」という方はそちらの記事も参考に、「そんな事はいいから本題に入れ!」という人はこちらの記事からでも全然問題ないです。 ざっくり言うと、Spotifyが公開しているWEB APIを使って、日本のウィークリーチャート TOP200のリストの楽曲に埋め込まれている指標値を引っこ抜いて来たよ。という話です。ざっくりこんな感じの表になります。 楽曲に埋め込まれている情報をよく見てみる埋め込まれている指標のうちいくつかををTOP3、ワースト3を並べてみて考察してみます。基本的にどの数値が高いから良いということでなく、プレイリストの作成とかに生かされているんだと思います。 公式の説明文もつけておきます。 https://developer.spotify.com/documentatio
クルアンビンのマーク・スピアー(Gt)、クルアンビンは28日(日)、フジロック3日目のFIELD OF HEAVENに出演した。(Photo by Kazushi Toyota) フジロック3日目、FIELD OF HEAVENの大トリを飾ったのはクルアンビン。タイ語で「飛行機」という意味を持つこのユニークなバンド名を冠した3人組は、60年代〜70年代のタイ音楽を軸足としつつ、アジアやアフリカ、中東、メキシコなど様々な国のエッセンスを取り入れながら、メロウなグルーヴを生み出し世界中に中毒者を続出させている。 今年3月に行われた来日公演も、東京公演はあっという間に完売し急遽「1日2回」という措置が取られるほどの人気っぷり。ここ苗場でも、トルコのミュージシャン、バルシュ・マンチョやアーキン・コーレイにインスパイアされたという、妖美できらびやかなコスチュームに身を包んだマーク・スピアー(Gt)と
この日本の郊外で開催される年に一度のギャザリングは、子供、犬、そしてレイヴァー達にとっての安息の地なのだ。
YMO: Mike Nogami courtesy of Mike Nogami. All others: Masashi Kuwamoto, courtesy of The Masashi Kuwamoto Archives.
素性も年齢も非公表 無名の日本人ユニットが、メジャーレーベルや大手事務所の力も借りず、インディペンデントな体制のまま世界進出を果たし成功を手にしている。 それが、2017年3月にデビュー曲「Best Part of Us」をリリースしたクリエイティブユニット、AmPm(アムパム)。本人たちの素性も年齢も非公表、覆面の二人組だ。 彼らの人気に火をつけたのが定額制音楽配信サービス、Spotifyだった。「Best Part of Us」はリリースから半年となる10月に800万回再生を記録。その後も「Daring Break Free」や「I don’t wanna talk」などのシングルをリリースし、いずれも100万回再生を突破した。 Spotifyは、楽曲の再生1回あたり平均で約0.5円をアーティスト側に支払っていると言われる。彼らは音源をCDでリリースしていないが、これまで配信された数曲
『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』 本日12月11日、音楽ブロガー・ライターのレジー初の著書『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』が株式会社blueprintより刊行された。 Amazonで発売中 1997年のフジロックフェスティバルの初開催から20年あまり、夏フェスはどのようにして「音楽ファンのためのイベント」から「国民的レジャー」となったのか。同書では、世界有数の規模に成長したロック・イン・ジャパン・フェスティバルの足跡や周辺業界の動向、メディア環境の変化などに触れながら、エンターテインメントとして、またビジネスとして、フェスが成功した仕組みを考察。帯推薦文として、いきものがかりの水野良樹がコメントを寄せている。 リアルサウンドでは、発売に先駆け、本書の<イントロダクション>を前編と後編に分けて掲載してきたが、今回は著者であるレジーのインタビューを公
人口30万人ほどの「火と氷の国」から溢れる音楽に触れてみてください♪ ちなみにアイスランドの冬は、かなり極寒のように思えますが、北海道より暖かいくらいらしいです。オーロラも見れるかもだし、旅行に行ってみたい!! アイスランド作品一覧はこちら! ⇒ http://morerecords.jp/?tid=9&mode=f6 Ólafur Arnalds 「Island Songs」 アイスランドの作曲家 Ólafur Arnaldsの様々なアーティストとコラボレーションしていくニュー・プロジェクト "Island Songs"のCD化。 アイスランドを7週間旅をしながら様々なアーティストと楽曲を制作。 7つの場所に旅をして、地元のミュージシャンとコラボレーションしながら、新しい歌を見いだすという今までにない制作の仕方で話題となりました。 詳細はこちら
YouTube ≠ ヒカキンたぶん、YouTubeは「ネタ動画」のイメージが強すぎる。「ヒカキン」に代表されるユーチューバーが、目立ってしまうせいだろうか。実際には、テクノロジー、旅行、料理、建築ほか、あらゆる分野の動画があるにも関わらず、この誤解が「大人の」ユーザを遠ざけているように思えてならない。 YouTubeのトップページがこれでは、手が出せないのも分かる。「煩いTVから離れたのに、わざわざYouTubeなんか?」と切って捨ててしまうのは、あまりにもったいない。実は、YouTubeには30でも60代でも満足するコンテンツで溢れている。誇張なく、「Nスぺ」並みのコンテンツがごろごろ。 まずは一つ、(ちょっとNスペ路線ではないが) 私をYouTubeに引き込んでくれた動画を紹介しよう。Peaceful Cuisine (1.3M)は料理系のひとつ。日本人のチャネルながら、海外アクセスも
2018.04.27 Fri Sponsored by スーパーカー『SUPERCAR 20th Anniversary Best「PERMAFROST」』 スーパーカーのデビュー20周年を記念して、ベストアルバム『PERMAFROST』が4月25日に発売された。当時まだ青森に住んでいた4人が鳴らした瑞々しいデビューアルバム『スリーアウトチェンジ』、1990年代後半の海外におけるダンスミュージックの盛り上がりをバンドスタイルで消化した『Futurama』など、今もたくさんの人に愛され続ける作品を数多く残したバンドの歩みを、貴重な資料が詰まったブックレットとともに楽しむことができる。 そんなベスト盤の印象的な「鉱石ジャケット」を手掛けたのが、Central67の木村豊。スピッツ、椎名林檎、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ぼくのりりっくのぼうよみなど、幅広いアーティストの作品
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く