FROM 東田剛 近年、アメリカで、シェールガスという非在来型のガス資源の開発が盛んになっており、天然ガスの価格が劇的に下がっています。 これを「シェールガス革命」と言います。 このおかげで、2017年には、アメリカは世界最大の産油国になるという見方もあります。 日本は、ほとんどの原発の稼働を停止し、天然ガス火力発電に大幅に依存していますが、 このシェールガス革命のために中東の天然ガスが余剰気味になっていたおかげで、ぎりぎり、電力が供給できている感じです。 しかし、アメリカで起きたシェールガス革命は、実は、日本のエネルギー安全保障にとって、深刻な事態を招くものと読まねばなりません。 なぜなら、アメリカは国産のエネルギー資源が大幅に増えたことで、中東の政治的安定に興味を失ったからです。 ただでさえ、経済力が低下し、イラク戦争で手ひどい失敗をした上に、中東情勢を安定化させるコストに見合う利益が
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