10月2日、保守的なイスラム教国のパキスタンで、私立探偵への不倫調査の依頼が増加しているという。写真はラホーレの探偵事務所のパンフレット。9月撮影(2012年 ロイター/Mohsin Raza) [ラホール(パキスタン) 2日 ロイター] 不倫調査の依頼電話を受け取ると、マスード・ハイダーさん(53)は、即座に調査チームを派遣して、不倫現場に向かう調査対象者の追跡をさせる。 33年間軍隊に所属していたハイダーさんは、パキスタンで初めて私立探偵事務所の認可を受け開業。保守的なイスラム教国のパキスタンでは、見合い結婚が一般的で、不倫は死刑になる可能性もあり、ハイダーさんの事務所の存在自体が同国社会の変化を物語る。