↓この記事を読みまして・・・ 半藤一利氏 『昭和史』 (ちきりんの日記) そして、もう日本が全くお話にならないくらい負けて疲弊して食べるものもなくて死にそうになっていた1945年7月28日、前日に届いたポツダム宣言について各マスコミが報じた内容は下記です。(これ、原子爆弾が落ちる前です。ポツダム宣言をすぐに受諾し敗戦に持ち込んでいたら、原爆を落とす余地を与えずに済んだ、というタイミングです。) 讀賣報知新聞 「笑止 対日降伏条件: 戦争完遂に邁進。帝国政府問題とせず」 朝日新聞 「政府は黙殺」 毎日新聞 「笑止! 米英蒋共同宣言、自惚れを撃砕せん、聖戦を飽くまで完遂」 「“笑止”はないんじゃないの?」と思いますよね。この時期には南方に送られた兵士の多くが戦う前に(食料不足で)餓死しつつあり、弾も燃料も無くなった日本軍は若者に「志願」させて、敵艦に突っ込ませるという特攻隊で戦争を続けていたと