ガンビアのヤヤ・ジャメ前大統領が出国したことを受け、同国の首都バンジュールの通りで喜びをあらわにする人たち(2017年1月21日撮影)。(c)AFP/CARL DE SOUZA 【1月22日 AFP】西アフリカ・ガンビアのヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)前大統領は21日、22年間の長期政権を維持した同国を出国し、亡命先の赤道ギニアに向かった。大統領選で勝利し、今月19日に隣国セネガルで就任宣誓したアダマ・バロウ(Adama Barrow)大統領に権限を譲ったことで、国内の政治危機は終息した。 ジャメ氏は昨年12月1日投票の大統領選での敗北を一度は認めたが、後に態度を変えて任期満了後も大統領職に居座ったため政情不安が数週間続き、他の西アフリカ5か国が派兵する事態に発展した。 ジャメ氏は首都バンジュール(Banjul)の空港で支持者らに手を振りながら、ギニアのアルファ・コンデ(Alph