今回はホッテントリに挙がっていた、本と図書館にまつわる2つのエントリを紹介。 レファレンス・サービスは自らの来歴を語りうるか - みちくさのみち 偉大な小説の時代はもう終わった? 時間不足と中断の時代の作品と読書 | Lifehacking.jp はじめ、私は後者を前者のカウンターエントリとして紹介するつもりだった。 というのも、今さら「レファレンスサービスとはなんぞや?」から始まって、「レファレンスサービスは大事なんだよ~」と無邪気に主張しているのかと思ったからだ。 いやいや、それはないだろう、と。 ところがよく読むとそういう趣旨のエントリではないということがわかった。 田村論文以後、いくつかの公共図書館でのレファレンスの傾向を調査した論文では、全体としてレファレンスの件数全体は増えておらず、この数年でレファレンス件数が増加した図書館では、難易度の低いレファレンス(所蔵調査等)が増え