i 日本航空 123 便の御巣鷹山墜落事故に係る航空事故調査報告書についての 解説 (62-2 日本航空株式会社所属ボーイング式 747SR-100 型 JA8119、 群馬県多野郡上野村山中、昭和 60 年 8 月 12 日) はじめに 昭和 60 年 8 月 12 日に発生した日本航空 123 便の御巣鷹山墜落事故については、 航空 事故調査委員会が調査し、昭和 62 年 6 月に航空事故調査報告書を公表しました。この 報告書で、 事故は、 後部圧力隔壁の不適切な修理に起因し、 隔壁が損壊したことにより、 胴体後部・垂直尾翼・操縦系統が損壊し、飛行性能の低下と主操縦機能を喪失したため に生じたと推定しています。 これに対し、 「圧力隔壁が損壊した場合には、客室内に猛烈な風が吹き抜けるはずで あり、 また、 室温も低下するのに、 生存者はそのようなことはなかったと証言している」 また、