シンプルで強力なオンライン認証の標準化を推進する業界団体のFIDO(Fast IDentity Online)Allianceが米国時間9日、新たな標準規格「FIDO 1.0」をリリース。指紋認証や音声認証、セキュリティチップ、顔認証など、より簡単な認証方法の普及の動きが加速することになりそうだ。 FIDO Allianceは、生体認証技術を使って、従来のパスワード方式につきまとうセキュリティの問題を解決することを目的に2012年に設立された団体で、グーグル(Googleやマイクロソフト(Microsoft)、サムスン(Samsung)、ペイパル(PayPal)、アリババ(Alibaba)、クアルコム(Qualcomm)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)、ビザ( Visa)など、様々な業界から48社が参加している。 現在FIDOの仕様に対応した製品としては、グーグル