2020年に開催される東京五輪・パラリンピックのボランティアがTwitterなどで批判を受けている。その背景には、負担の多さにある。大会組織委員会が3月28日、ボランティアの募集要項案を発表したが、「10日以上活動できる人」という条件や、地方や海外から参加する場合の交通費や宿泊費が支給されないことなどから、「やりがい搾取のブラック企業?」という声が上がった。 さらに懸念されているのが、万が一ボランティア活動を行なっている間に事故や事件に巻き込まれた場合の「保険」だ。通常のボランティア活動は労災認定が難しいことから、任意で「ボランティア活動保険」に加入することになる。では、五輪ボランティアの保険も自己負担なのか、参加が予定されている中高生ボランティアは加入できるのかなど、Twitterでは疑問が相次いだ。 五輪ボランティアはネットで言われているように、本当に「保険加入なしで自己責任」なのか。