豊田市千石町の豊田スタジアムで一日、「モータースポーツフェスタ」が開かれ、ミニ四駆を実車大にしたレーシングカーが展示された。 展示車は模型メーカー「タミヤ」がミニ四駆「エアロアバンテ」を三十二倍にして再現したもの。ミニ四駆の形状を保ったまま、ドライバーが乗り込めるよう運転席を広く設計したという。敷地内で走らせる予定だったが雨で中止になった。 多くの家族連れが車を囲み、ミニ四駆ならではのフロントローラーや大型リヤウイングを見て歓声を上げていた。展示車を撮影していた名古屋市の会社員野田和人さん(37)と井戸和行さん(37)は、子どものころにミニ四駆で遊んだといい、「懐かしいミニ四駆が忠実に再現されていてすごい」と喜んでいた。
トヨタ自動車の看板商品「カローラ」が2016年に発売50周年を迎えたのを記念し、カローラで全国の販売店を巡る催しの出発式が6日、初代が生産された同社高岡工場(愛知県豊田市)であった。 車名の由来である「花冠」にちなみ「笑顔の花冠プロジェクト」と銘打って約5カ月間にわたり開催。各地の販売店で、花にちなんだ催しや所有者向けイベントを実施する。8月下旬に、現在の生産拠点の1つであるトヨタ自動車東日本宮城大衡工場(宮城県大衡村)にゴールする。 出発式では2代目、3代目のチーフエンジニアを務めた佐々木紫郎顧問は「カローラは今後も世界の大衆車であってほしい」とあいさつ。吉田守孝専務役員は次なる50年に向けて「メーカーと販売店の強い一体感が必要だ」と話した。その後、初代を先導役に5台のカローラが出発するセレモニーがあった。 カローラは1966年に売り出され、最新は11代目。国内外16カ所に生産拠点
拡大する 時代の流れに沿って、日米欧の自動車を一緒に並べたトヨタ博物館本館3階の常設展示=5日、愛知県長久手市、戸村登撮影 トヨタ博物館(愛知県長久手市)が、本館常設展示を大規模にリニューアルして人気を集めている。開館以来、日本の車は3階、欧米の車は2階に分けて展示していたが、2019年の開館30周年を前に、時代の流れに沿ったテーマ別に車を並べることにした。本館3階では日本と欧米の車を並べて展示。自動車の歴史がわかりやすくなったと、評判も上々で、入館者も前年同月比で1割以上増えているという。 本館3階のリニューアルでは、26台を展示から外し、28台を新たに加えた。BMW1500(ドイツ)やルノー5(フランス)など、19台は初披露だという。リニューアルを記念し、6月25日まで新館2階で「バックヤード収蔵車展」を開催中で、現在は本館の展示から外したうちの12台を展示している。 トヨタ博物館は、
ヒノキの間伐材を使った初代カローラの実物大の模型が完成し、豊田市本町の公益財団法人あすてで11日、一般に公開された。年内にも市中心部の名鉄豊田市駅近くの施設で展示が始まる予定だ。 模型は、あすてに所属するボランティアグループ「森のプレゼント」が中心となって、地元企業の無償協力も得て2年がかりで作り上げた。窓ガラスやネジなど一部を除いてヒノキでできている。扉は開閉でき、前の座席は前後に動かせる。タイヤ部分も回転する。 材料は豊田市下山地区から切り出された間伐材を利用。1966年に発売された初代カローラは設計図がなかったため、復元された車をもとに各企業が協力して作り直し、各部品を組み立てた。 あすての設立50周年の記念事…
拡大する ヒノキの間伐材で作られた初代カローラ。仕上げのためボランティアたちが表面をサンドペーパーで磨いている=愛知県豊田市本町の「あすて」 ヒノキの間伐材を使った初代カローラの実物大の模型ができた。外観から内装に至るまで初代の車を元にした設計図から忠実に再現した。愛知県豊田市のボランティアグループ「森のプレゼント」が中心となって、地元企業の無償協力も得て2年がかりで作り上げた。12月にお披露目される予定だ。 カローラは豊田市本町の公益財団法人「あすて」に置いてある。 窓ガラスやネジなど一部部品を除き、ほぼヒノキでできた模型だが、扉は開閉でき、前の座席は前後に動かせる。タイヤ部分も回すことができる。 ボランティア施設の拠点である「あすて」が今年12月に設立50周年を迎えることから、2年前に記念事業として製作が企画された。 実動部隊となったのは、「あすて」で間伐材からベンチなどを作っては寄贈
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