世界ラリー選手権(WRC)の愛知・岐阜開催を目指す「招致準備委員会」が30日、名古屋市内で愛知・岐阜両県など自治体の担当者を集め、開催概要を説明した。タイムを競うコースを愛知県の5市町と岐阜県の2市に設置する案が明らかにされた。 招致委は今月、国際自動車連盟(FIA)から興行を任されているWRCプロモーターらで発足し、2019年11月の開催を予定している。説明会には、競技区間の設置を想定する自治体担当者のほか、観客の宿泊施設確保や輸送バスの運行準備などのため、名古屋市の担当者も招かれた。 説明会の中で、タイムアタックを行う競技区間を長久手市、新城市、豊田市、岡崎市、設楽町のほか、岐阜県の恵那市、中津川市に置く案が示された。いずれも既存の舗装路を利用する予定。メイン会場は長久手市の愛・地球博記念公園で、観客を集めるギャラリーステージやイベントスペースを設ける。 WRCは競技区間の総距離が30
トヨタ自動車は、愛知県豊田市と岡崎市の山あいにつくる大型テストコースを2019年4月から23年にかけて順次使い始めることを明らかにした。絶滅危惧種の生息などを理由にした反対運動にあい、環境への配慮からコースを14本から11本に減らした。稼働の時期も目標だった12年から大幅に遅れる。 トヨタがつくるのはテストコースや実験棟など。豊田市中心部の本社から15キロほど離れた山林に、東京ドーム140個分の650ヘクタールの敷地を確保する。 うち410ヘクタールを開発する計画を270ヘクタールに縮めた。当初5千人と目された働き手も、いまの計画では23年時点で最大3300人。将来的に3850人という。 敷地は東、中、西の3工区。まずは中工区で欧州の山岳路を模した5キロのコースを19年春に稼働させる。東工区にドイツの高速道路やサーキットなどを模したコース10本を、西工区に実験棟などをそれぞれ整え、23年に
知事「ファン待望」 モータースポーツの最高峰・世界ラリー選手権(WRC)の愛知・岐阜開催を目指すWRCプロモーター(興行主)らが11日、県を訪問し、「新しいモータースポーツ文化を創る」として大村秀章知事に協力を要請した。大村知事は「ファンが待ち望んでいる。この春にも概要を固めたい」と述べ、2010年の北海道を最後に途絶えた国内開催に向け、全面的に後押しする考えを強調した。(苅谷俊岐) 佐藤博之・WRCプロモーター日本代表、国内のモータースポーツを統括する日本自動車連盟(JAF)公認クラブ「トヨタモータースポーツクラブ」の鈴木章副会長、「新城ラリー」を主催する「モンテカルロオートスポーツクラブ」の勝田照夫会長が県公館で知事と面談。佐藤氏らは19年11月開催を目指すとし、05年に愛知万博が開かれた長久手市の愛・地球博記念公園を候補地の一つに挙げた。 鈴木氏らは「地域に歓迎され、車に親しんでもら
かつて車上荒らしの被害で上位を占めた「カーナビ盗」。不正に取り外すと自動的にロックがかかる機種が登場するなど対策も進み、被害は全国で減っている。ところが、愛知県内は昨年、増加に転じた。このロックを解除するパスワードのリストが出回っている可能性もあるという。県警が実態把握を進めている。 解除コード、ネット出品も 警察庁によると、カーナビ盗の被害は全国約2万4千件を記録した2009年以降は減少。16年は833件に減った。ある自動車メーカーの純正カーナビは、不正な取り外しや、衝撃や故障などで接続不良があると再起動し、パスワードを要求する。パスワードは正規ディーラーだけが照会できる仕組みで、こうした対策が減少につながっている。 だが「抜け道」も存在するようだ。「お支払いを確認したら、即日解除コードを送ります」。あるサイトにはこんなうたい文句が書かれていた。クリックすれば、ショッピングの要領で解除の
F1世界選手権と並ぶモータースポーツの最高峰・世界ラリー選手権(WRC)の開催地として愛知、岐阜両県が浮上していることがわかった。 早ければ2019年にも開かれる見通し。実現すれば日本開催は10年の北海道以来となる。 同選手権を認定する国際自動車連盟(FIA)から大会開催を任されているWRCプロモーター(興行主)らが17年9月、両県を視察し、地元のラリー団体とコースの検討を始めた。1月中にも記者会見を開き、検討状況を明らかにする。 プロモーターは読売新聞の取材に対し、「両県の関係者は熱心で、現実的なプランを持っている」と評価。プロモーターの計画を基に、ラリー団体が18年中にFIAに開催を申請する。国内では他に福島県や静岡県なども候補に挙がっているという。
スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーの日本法人が、「3点式シートベルト」を世界で初めて標準装備した1959年式の乗用車「PV544」をトヨタ博物館(愛知県長久手市)に寄贈した。博物館で常設展示している。 肩と腰の左右で体を支える3点式シートベルトは、ボルボのエンジニアが開発。特許を無償で公開したため、他社にも広がり、100万人を超える人々の命を救ったとされる。PV544は58~65年に約24万台が生産された。布垣直昭館長は「安全の歴史を語るうえで欠かせない1ピースを埋めていただいた」。 トヨタ博物館は、米国のT型フォードや高級スポーツカーのトヨタ2000GTなど、国内外の貴重な自動車約150台を展示している。
高度経済成長時代に活躍したオート三輪が三十一日から、豊田市郷土資料館で開催中の特別展「ぼくらの1967-50年前のとよた・日本・世界-」で、会期後半の目玉として展示される。十二月三日まで。三十日に前半の「主役」だったトヨタ自動車の大衆車「初代カローラ」との入れ替え作業があった。 特別展は五十年前の世相を当時の生活用品や玩具、写真で紹介している。展示されるオート三輪は、東洋工業(現マツダ)が一九六七(昭和四十二)年に製造した水色の「軽三輪トラックK360」。同館によると、K360は五九~六九年に生産され、「ケサブロー」の愛称で庶民に人気だった。 この日はまず、展示会場からカローラを搬出。北名古屋市歴史民俗資料館からトラックで運ばれてきたオート三輪を、自動車設備会社の従業員ら十人がかりで慎重に手で押して会場に入れ、「バトンタッチ」が完了した。
2018.3.2 プレマップ2分PR 真夜中のスーパーカー【見どころ編】放送予定 3/4(日)後7:28~7:30【BSプレミアム】 2018.2.21 「真夜中のスーパーカー」関連スペシャル番組の放送決定! 2018.2.18 「2000GT VS. LFA 新旧スーパーカー真剣勝負」公開! 2018.2.16 プレマップ2分PR 真夜中のスーパーカー【レース編】放送予定 2/18(日)前4:15~4:17【総合】(中部7県) 2018.2.6 「VR体感イベント」2月の日程を掲載しました。 2018.1.26 愛知発地域ドラマ「真夜中のスーパーカー」放送直前フェスタ ~「BSコンシェルジュ」公開収録~ ※イベントは終了しました 2018.1.12 「VR体感イベント」1月の日程を掲載しました。 2018.1.5 「カラー・ザ・スーパーカー」山本美月さんの作品を公開! 2017.12.2
トヨタ自動車で経済産業省(旧通商産業省)出身の役員が23年ぶりに不在となる。14日の株主総会で、元資源エネルギー庁長官の小平信因(のぶより)取締役(68)が退任し、後任に当たる経産省OBの起用がないためだ。 トヨタは、旧通産省で事務次官だった山本重信氏を1970年に常務取締役に迎えて以降、通産審議官の経験者ら5人を役員に起用してきた。いずれも副社長や副会長の要職に就き、在職中死亡による約2年の空席期間はあったが、受け入れは半世紀近く続いた。米国との貿易摩擦への対処や国内の自動車税制などを巡り、国とのパイプ役が期待されてきた。 この間、トヨタは海外での生産と販売を急激に拡大。国内事業の比重が下がり、貿易の自由化も進む中、経産省OBに求める役割が相対的に小さくなっていたとみられる。トヨタが近年、取締役の数を減らしていることも影響した。 今後の経産省出身者の役員起用について、トヨタ幹部は「
懐かしの名車が全国から集結する「第二十八回トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」が二十八日、長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開かれた。
三菱自動車のカルロス・ゴーン会長が19日、愛知県岡崎市の開発・生産拠点を就任後初めて視察し、国内の生産拠点を維持していく方針を表明した。三菱自は、約330億円を投資し、岡崎市の開発拠点を刷新する計画だ。 三菱自は、昨春に発覚した燃費不正で経営が危うくなったため、日産自動車の傘下に入り、ゴーン氏が会長に就任した。視察でゴーン氏は、経営難から立ち直った日産を引き合いに、「日産も従業員が自ら改革した。三菱自が再び成長するためには、従業員全員が貢献しないといけない」と、従業員らに呼びかけた。 一方、三菱自が19日に発表した岡崎市の開発拠点への投資は、極寒や酷暑など世界各地の厳しい環境を再現するなどし、開発体制の強化を目指す。 三菱自は、国内では軽自動車の需要減などで生産体制の見直しが注目されていた。4月には、岡崎からスポーツ用多目的車(SUV)「RVR」の生産を2017年末から、軽自動車中心の水島
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