サッカーの元日本代表選手で、Jリーグの名古屋グランパスやFC岐阜などでプレーした森山泰行さん(49)が現役復帰をする。5月に50歳になる森山さんは15日、選手兼チームディレクターになったJFLのFCマルヤス岡崎(愛知県岡崎市)で会見し、「この年でチャレンジする。努力を大切にしたい」。 岐阜出身の森山さんは1992年からJリーグや欧州でプレーし、2008年に現役を引退。14年から埼玉・浦和学院高のサッカー部で監督も務めた。同校での任期は3月までで、「浦和学院で5シーズンやらせていただいてさまざまな学びがあった。自分の可能性を信じたとき、できるすべてのことにチャレンジしようと思った」。 現役復帰を決めたのは昨夏で、食生活から変えて約10キロ落とした体重は現在は70キロほど。2月下旬にはチームの練習にも合流する予定で、「難しいチャレンジかも知れない。ありえない話かも知れないけれど、とりあえずやっ
中日新聞社と子会社の中部日本ビルディング社は15日、名古屋・栄の「中部日本ビルディング(中日ビル)」建て替えの基本計画を発表した。 新ビルは地上31階、地下4階で2024年度に完成予定。初公表された外観イメージでは主に商業施設が入る低層部、オフィスの中層部、ホテルの高層部の各ブロックが階段状に積み上がる。現中日ビルの屋上回転レストランの外観を何らかの形で活用できないか検討している。 高さ40メートルの低層部の屋上には展望を楽しめる広場を設ける。1階には歩道から出入りできる飲食や物販の店舗を配置。約600席収容の多目的ホールも入る。高層部のホテルは、三菱地所の子会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(東京)が運営する。 (中日新聞)
Jリーグは14日、開幕直前イベント「キックオフカンファレンス」を東京都内で開催し、名古屋グランパスの風間八宏監督(57)が23日の開幕戦にアウェーで対戦する鳥栖のルイス・カレーラス監督(46)と対面した。攻めのサッカーを掲げる両監督。ボール支配率が勝利のカギを握りそうだ。 中盤でもみ合う展開か、それとも打ち合いによる点取り合戦か。今季の戦い方を占うとも思われる開幕戦を前に、風間監督はいつものスタイルを崩さなかった。 「まだ(開幕へ向けて自分の中では)盛り上がってないよ。今は頭の整理と体のコンディションを整えているところ。うちのサッカーはどんどん速くなっている。自分たちのやっているサッカーで、自分たちが戸惑っちゃいけない。開幕してからもどんどん速くなる。いつもチームは変わっていくものですから」と泰然自若。開幕戦を「34試合分の1」と考えている。
岐阜薬科大などの研究グループは14日、安価で触媒の劣化を防いで水素を製造する技術を開発した、と発表した。触媒の白金を付着させた球状活性炭を使うことで、省エネルギーで製造でき、触媒効率も従来比で19・1倍に向上し、触媒が劣化しにくく、効率良く水素を取り出せる。2024年をめどに実用化を目指す。二酸化炭素を排出しないエネルギー源の水素に注目が集まる中、燃料電池や水素ステーションなどでの活用を見込む。 研究グループは、同大薬品化学研究室のほか、マイクロ波照射装置を製造するサイダ・FDS(静岡県)、触媒製造のエヌ・イーケムキャット(東京都)、産業技術総合研究所(同)で構成。 研究グループによると、専用の装置を使い、球状活性炭に、10ワットと発光ダイオード(LED)電球並みの消費電力の少ないマイクロ波を照射しながら液体のメチルシクロヘキサンを流すことで化学反応が起き、水素ガスが連続して発生する。実験
長良川鉄道(岐阜県関市元重町)は14日、英国の人気アニメ「チャギントン」をモチーフにしたラッピング列車1両を来月26日から運行すると発表した。「親子の絆が深まる感動の時空間づくり」をコンセプトに3年間、上下線の通常便と企画列車で運行する。同アニメのラッピング列車の導入は東海3県では初。 チャギントンは、擬人化された列車の主人公ウィルソンやブルースター、ココらと、人間の日常をほのぼのと描いたアニメ。 今回導入する列車の外装は全面ラッピングでアニメの世界観を表現し、ヘッドマークや内装にも主要キャラクターをちりばめる。グッズや記念切符も販売する。通常ダイヤに組み込むなどし、点検日を除くほぼ毎日運行する。 坂本桂二専務は記者会見で「子どもをターゲットに乗車率の向上と増収につなげ、地域活性化に結び付けたい」と期待感を示した。総事業費は約800万円で県の補助金を活用。3年間で計約500万円の純利益を見
県立歴史館(千曲市)は14日、室町幕府初代将軍の足利尊氏(1305〜58年)が、信濃国守護に小笠原政宗(長基)を任命した際の自筆文書を入手したと明らかにした。同館によると、現存する尊氏自筆の文書は少なく貴重。任命時期という「観応3(1352)年」の年号も読み取れたといい、「信濃の歴史にとっても、室町幕府史上でも重要な意義がある」としている。 同館は、この文書について「3月1日に記者会見する」として、詳細や入手の経緯を明らかにしていない。3月2、3日には特別公開を予定している。 小笠原氏は、甲斐国(現山梨県)の発祥で清和源氏の流れをくみ、源頼朝に仕えて御家人となった。政宗は、尊氏に従って功を上げ、一族で最初に室町幕府の信濃国守護に任命された貞宗の孫。 同館が入手した文書で政宗が守護に任命された時期として記された1352年は、尊氏が弟の直義と対立するなど政権の主導権争いをした「観応の擾乱(じょ
地酒を通じて長良川流域の文化を楽しんでもらおうと、地酒をテーマにした体験イベント「長良川呑(の)んべえ泊覧会『のんぱく』」が開催されている。3月31日までの期間中、地酒の試飲イベントや、飲み比べ付き宿泊プラン、列車内で地酒を楽しむ催しなどが目白押しだ。 岐阜市のまちづくりNPO法人「ORGAN」と長良川温泉泊覧会実行委員会が共催。昨夏の西日本豪雨などで長良川鵜飼(うかい)が長期間中止になるといった打撃を受けた長良川温泉を中心に、長良川流域の冬の魅力を発信しようと企画した。 今月16日には岐阜市長良の「長良川うかいミュージアム」で、3月16日には同市湊町の「長良川デパート湊町店」で、それぞれチケット5枚(税込み1500円)で5杯の地酒を試飲できる「新酒祭」が開かれる。 3月31日には美濃市出身の…
都心部の湧き水を集め、悪臭に悩む新堀川の浄化につなげることなどを検討するため、名古屋市は二〇一九年度の当初予算案に調査費四百六十万円を計上した。実現するには地下に水道管を敷設しなければならないなどハードルもあるが、市は将来、新堀川の一部を親水空間として子どもらが遊べる都心のオアシスにする構想を描く。 水源の一つとして期待されるのは、昭和区の鶴舞中央図書館脇の湧き水。一日六百五十立方メートルが湧き出し、水質を調査した市の担当者によると「飲めるぐらいきれい」という。現在はそのまま下水道に流し、未利用となっている。
さまざまな懸念や疑問がいっこうに解消されない。消費税率を10%に上げる際の経済対策の柱として、安倍首相が打ち出した、キャッシュレス決済でのポイント還元策のことだ。 今年10月に増税してから9カ月間、消費者がクレジットカードやICカードなどで支払うと、中小の小売店や飲食店なら5%相当分、コンビニなどのチェーン店では2%分のポイントをもらえる。 疑問点の一つは、個人消費の底上げをめざすことが最大の目的のはずなのに、企業どうしの取引にもポイントがつくことだ。経済産業省によると、企業の取引かどうか、個々には見極められないからだという。 企業が中小の店で、キャッシュレスで備品を大量に購入してもポイント還元の対象となるため、必要な国の予算額はどんどんふくらみかねない。 経営体力が乏しい中小の事業者を支援することも目的の一つだが、対象となる中小の店がどこなのかすら、まだ決まっていない。 中小企業基本法は
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