戦国武将明智光秀が主人公の大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放送決定で、光秀の再評価と顕彰の機運が高まる中、岐阜県可児市は同市羽生ケ丘の明智城本丸跡に光秀のブロンズ像を建てる。同市出身とされる名将を次世代に伝えるのが狙い。日本芸術院会員の彫刻家神戸峰男さん(75)=同市久々利=が約2メートル30センチの立像制作を進めており、来年6月にまちを見下ろす堂々とした姿が披露される。 愛知県岡崎市に置かれる徳川家康像を制作する取材過程で、神戸さんは光秀にも注目。来年の日展に向けて石膏の光秀像作りに入っており、市の依頼で出展作のブロンズ像化が決まった。 ブロンズ像は、よろいをまとった光秀が片手に火縄銃を持ち、前方をりりしいまなざしで見据えている姿。知性や上品さを感じさせる表情も兼ね備えており、神戸さんは「これから迎える勝負へと、自分の気持ちを前方に向けている姿を表現した」と自作を解説する。 制作費は
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