自民党の二階俊博幹事長は27日放送のBS朝日の番組で、14日夜に東京・銀座のステーキ店で菅義偉首相らと8人程度の会食をしたことについて、「別に8人で会っただけで、会食という、そんなことを特にやったわけではない。飯を食うために集まったのではない」として「会食」を否定した。 二階氏は14日の会合の趣旨について、「いろんな面で出会った人たちで年に1回の忘年会を開いていた。ちょうど良い機会だから首相も各界の代表…
式典取りやめ落胆広がる 静岡県内成人式 開催にも戸惑い 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、静岡県内各市町で計画されていた成人式の式典取りやめが相次いでいる。26日現在、掛川市など19市町で全新成人が会場に集う催事を中止、または延期に。参加を予定していた新成人からは「一生に一度の機会を失い残念」などの声がある一方、感染対策を施して式典開催を目指す16市町の新成人の中にも、参加に戸惑う意見が聞かれる。 「新成人の楽しみを奪うことになるが、市民の健康と安全を考えるとやむを得ない」と漏らすのは掛川市の担当者。会場でクラスター(感染者集団)が発生すれば、医療機関の負担増になると懸念する。しかし、式典実行委員長の鈴木啓斗さん(20)は「久しぶりに会う同級生との予定がすべて崩れた」と動揺を隠せない。会場を分散しての開催など、市に再検討を提案する考えもあるという。 県が21日に「適切な成人式の在り方の再
常葉大生制作の絵馬 草薙神社に奉納 「希望の年に」願い込め 静岡市清水区の草薙神社に26日、常葉大(葵区)の1年生10人が2021年の干支(えと)を描いた大絵馬が奉納された。 常葉大の学生が描いた大絵馬=静岡市清水区の草薙神社 絵馬には、祭神の日本武尊が、草薙剣で迫り来る火を切り払う姿と牛を、漫画のような迫力ある構図で表現した。剣筋が白く「丑(うし)」の一文字を形作ることで「つらいことに幕が下り希望の年になるように」と願いを込めた。同神社への絵馬の奉納は初めてだという。 森千早都宮司(33)が氏子らを前に奉納の儀式を執り行った。森宮司は「地元の学生とこれからも交流を続けたい。明るい未来につながってほしい」と話した。
リュウグウノツカイなど フィッシュレザー(魚革)製品を作っている氷見市地域おこし協力隊員の野口朋寿(ともひさ)さん(27)が、大型深海魚のリュウグウノツカイやブリの革を使ったスマホケースを開発した。二十七日からクラウドファンディング(CF)で購入者を募る。 リュウグウノツカイは魚津水族館(魚津市)からの提供で今年七月にハンドバッグを展示した際の革の一部。赤く染めた後、白銀の塗料を施した。しま模様や粒状の突起の特徴が出ている。ブリは黄、紺、緑の三色で、細かいうろこ模様で優しい手触り。 野口さんは、廃棄されるブリやタイの革をなめしてキーホルダーや財布に商品化してきた。協力隊の任期があと三カ月となり、「活動の集大成としてスマホケースを開発した。フィッシュレザーを身近なものとして魅力を感じてほしい」と話している。
高岡・有礒正宮 台風被害のケヤキ 有礒正(ありそしょう)八幡宮(高岡市横田町)は、台風で折れたご神木「親子抱き合いの欅(けやき)」の枝を生かし、井波彫刻の「勾玉(まがたま)守り」を三十体作った。 (武田寛史) 二〇一八年一月の大雪で大枝二本が折れた際に見舞金を寄せた氏子や支援者十人に返礼として贈るほか、残り二十体は元日から希望者に一体八千円で授与する。 勾玉にしたご神木の枝は、〇四年の台風23号で折れた大枝で、加工できるまで乾燥保存してきた。同神社と縁があり、獅子頭など祭礼関係の彫刻を仕事にしている一級井波彫刻師の山崎新介さん(53)=南砺市北川=の手彫り作品で、のみ跡を残す風合いに仕上げた。山崎さんは「手でなでていくと色つやが変わってくる。木の表面を育てる楽しみを体験してほしい。親子の愛情を思いながら、ご神木に対して背筋を伸ばして作らせてもらった」と話す。
雪が降るグランスノー奥伊吹。スキー場では「Go To トラベル」事業による日帰りバスツアーも企画していた=米原市で 国の観光振興事業「Go To トラベル」が二十八日から来年一月十一日まで全国で一時停止される。県内の観光施設やホテルでも、予定していた新プランの発表を見送ったり、キャンセルが相次いだりするなど影響が出ている。年末年始に多くの旅行客を見込んでいた観光、宿泊業者からは「かなりの痛手」「もっと早く決めてくれれば」と不満の声が漏れた。 菅義偉首相が一時停止を表明した十四日、米原市のスキー場「グランスノー奥伊吹」は、新たに「Go To トラベル」を適用した日帰りのバスツアーを打ち出す予定で、同日にホームページを公開する準備を進めていた。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、年末年始をどう過ごすか。年の瀬を前に、東京や関西で暮らす静岡県出身の大学生に聞いたところ、感染防止に気を配りつつ、帰省を予定していた。一方、浜松市のJR浜松駅では二十六日、例年の帰省シーズンより利用客は少なかったが、手土産やスーツケースを運ぶ人の姿があった。 「帰省予定なので、今は家にこもって『自主隔離』している」と早稲田大商学部(東京都新宿区)の柴田貴美香さん(21)=三年、静岡雙葉高卒。混み合う公共交通機関を避けるため、東京まで親に車で迎えに来てもらうつもりだ。 コロナ禍で五月の大型連休や夏休みに帰省できなかった学生も少なくなかったといい、周囲の地方出身者のうち七割程度が帰省を希望している。柴田さんは「学生の多くは、東京で一人年越しするのは寂しいと感じている」とみる。
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