老朽化で建て替えが必要な京都府立大の体育館。府はアリーナ機能を備えた新施設建設を計画している(京都市左京区) 京都府立大(京都市左京区)にアリーナ機能を持った体育館を建設する計画が進んでいる。大学スポーツの公式試合や国際大会を開催できる1万人規模の収容人数を想定し、民間事業者との連携も視野に入れて整備する方針。府が2024年度の完成を目指す。 現在の府立大体育館は1970年の建設で、約2200平方メートル。耐震強度の不足や老朽化により建て替えが急務となっており、学生の授業は現在、半分ほどの広さの第二体育館をメインに使用している。 府の計画によると、新たな体育館は府立医科大(上京区)や京都工芸繊維大(左京区)と共同利用する。その上で、メインアリーナはバスケットコート3面分の広さを確保し、1万人程度の観客席を備える。バスケコート2面分のサブアリーナや武道場、トレーニング室を併設する。 学生スポ