岐阜南署の玄関に戦艦の模型や「機動戦士ガンダム」のプラモデル(ガンプラ)が飾られている。署が模型を活用して、ニセ電話詐欺の被害を防止しようと展示した。戦艦が発信するメッセージは「だまされたら、あ艦(かん)」だ。 年末年始地域安全運動(1月5日まで)に向けて、インパクトのあるPRを検討する中で、太田勝生活安全課長の同僚で、模型作りに打ち込んでいる多治見署地域課の髙田智哉巡査長に協力を依頼した。 ニセ電話詐欺被害防止や空き巣の警戒を呼び掛けるポスターの近くに、米国の戦艦「強襲揚陸艦ワスプ」を展示。高田巡査長がプラモデル専門店の展覧会に出すため細部にこだわって仕上げた力作で、戦艦の上には約400体のミニチュア人形が配されている。 幅広い年齢層の来署者の目を引こうと、ガンプラをはじめ「機動警察パトレイバー」「マジンガーZ」のプラモデル7体も展示。こちらは太田課長の呼び掛けに応じた有志の署員たちが組