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名城大（名古屋市天白区）は十日、カーボンニュートラル（温室効果ガス排出実質ゼロ）をテーマにしたシンポジウムをオンラインで開いた。リチウムイオン電池の開発で二〇一九年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰・同大終身教授が講演し、再生可能エネルギーの技術開発や再エネ導入拡大の展望を語った。 同大は今年四月に研究機関「カーボンニュートラル研究推進機構」を設立し、吉野さんは名誉顧問を務める。今回は初のシンポジウムで、学生や一般参加の約三百人が参加した。 天白区のキャンパスからオンライン参加した吉野さんは、新型太陽電池や合成燃料などの最新研究や課題を解説。政府が目指す五〇年のカーボンニュートラル実現に向け太陽光や風力の再エネ電力を最大限導入する必要があるとし、「技術開発だけでなく、社会システムの根本的な見直しや新たな経済・物流システムの創出が求められる」と指摘した。 再エネ電源が天候や季節によって変動して

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【愛知】植物学、動物学から医学教育、歴史・考古学まで、名古屋大学と岐阜大学が所蔵する学術標本のコレクションを展示する「博物館コラボ展」が名古屋大学博物館（名古屋市千種区）で開かれている。 2020年に東海国立大学機構になった両大による初の連携企画展。両大が取り組んできた研究で、関連コレクションに焦点を当てた。最新の研究動向も分かるよう工夫がされている。 動物学は、鳥と卵のコレクションでコラボした。名大は、「家鶏・野鶏解剖学図説」の大著がある保田幹男名誉教授が研究で使ったニワトリや野鳥の剝製（はくせい）や骨格標本。岐阜大は民間企業から寄贈を受けた鳥の卵殻のコレクション208種1440個の一部が並ぶ。 名大が所蔵する木曽馬「第三春山号」の骨格標本は、体格を比較するため岐阜大が所蔵するサラブレッドの脚の骨格標本が添えられている。岐阜大で進む木曽馬のゲノム研究の紹介もある。 医学教育では、岐阜大の

愛知県豊橋市で16日、大学生や社会人による「プロレス興行」があった。東海3県唯一の「学生プロレス」のレスラーで、愛知大学プロレス同好会部長の杉浦永卓さん（21）=安城市=が主催した。社会人や、慶応大・一橋大のレスラーが駆け付け、熱戦を繰り広げた。 特設リングが設けられたのは、豊橋市駅前大通1丁目の豊橋鉄道新豊橋駅前。大勢の人たちが足を止めて珍しい駅前プロレスに見入った。 この日、杉浦さんはメインイベントの第6試合に、ヒール（悪役）のマチョ・ギャローズとして登場。慶応大のプロレス研究会の大学生と対戦し勝利した。 コロナ下で学生プロレスのリングに立ったのは、今回が2回目だった。杉浦さんは「多くのお客様の前で試合をやれてうれしい気持ちです」と話した。卒業後は県内の中学校で教師として働く予定で、プロレスも続けていきたいという。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パ

大鹿村に伝わる地芝居「大鹿歌舞伎」（国重要無形民俗文化財）が１６日、３年ぶりに観客を入れ、同村鹿塩の市場神社で開かれた。通常は千人ほど入るが、事前に申し込んだ３００人に限定し、かけ声も禁止。訪れた人は、秋晴れの空の下で繰り広げられる熱演に、大きな拍手で応えた。 平賀源内作の「神霊矢口渡(しんれい…

▽来秋、国民文化祭　来秋に県内で開催される国民文化祭で、学生が道の駅にアート作品を展示するプロジェクトがある。金沢美術工芸大生の試作展示が十六日、羽咋市の道の駅のと千里浜で始まった。ＵＦＯのまちで大根産地の羽咋にちなみ、足湯「だいこん足の湯」につかろうと、道の駅に降り立ったＵＦＯと大根の宇宙人をイメージしたオブジェ二点を、十一月末まで展示する。 油絵、彫刻専攻の四年生と院生の五人が制作。ＵＦＯ（高さ二・八メートル、直径一・八メートル）は鉄、アルミ製で、電灯柱に取り付け、夜は窓から光が漏れ光線が下りる光景をイメージした。宇宙人（高さ一・五メートル、幅二・五メートル）は発泡スチロールで形を作り強化プラスチックで覆った。片足は足湯につかって赤くなり、顔部分は発光ダイオード（ＬＥＤ）や鏡を配し夜に青く光る。 宇宙人の視点でつけたタイトルは「アッタカイトコロ…」。リーダーの油絵専攻四年斎藤千嘉（ちひ

返礼品はバレーボールの猛スパイクのレシーブ−。三島市は、市内に本拠地を置くバレーボールＶリーグ男子一部の強豪「東レアローズ」の選手が放つスパイクのレシーブ体験をふるさと納税の返礼品にする。トップ選手が放つちょっと痛い？返礼品は、ファンらの話題を集めそうだ。　（今坂直暉） 市によると、スパイクを受ける際はひいきの選手を指名でき、「本気スパイク」を受けることができる。レシーブ体験は「ボールが体に当たるまで続く」といい、心ゆくまで堪能できる。

低迷する学生プロレスの復活を期して、愛知大豊橋キャンパスの同好会が十六日、興行をＪＲ豊橋駅南口駅前広場で催した。慶応大、一橋大の同好会メンバーや愛好家の学生、社会人ら約二十選手が参戦。リング狭しと躍動し、大勢の観客を沸かせた。 主催したのは、東海地方で唯一残る愛知大の同好会。コーナーポスト上からの空中殺法、ロープに投げてからのラリアットといった派手な大技や、タッグマッチでの華麗な連係が決まるたびに、会場からは大きな拍手がわき起こった。 棚橋弘至さん（４５）＝立命館大、真壁刀義さん（５０）＝帝京大＝ら、日本最大級の団体「新日本プロレス」のスター選手も輩出した、大学の同好会。一九九〇年代には全国各地にあったのが、人気の低迷で今では十校ほどにまで減ってしまった。

■来場者は横断幕に寄せ書き　生まれる「応援の交差」 ２０１９年１０月の台風１９号災害で被災した長野市長沼地区の赤沼公園で１６日、「元気を贈ろう！長沼コンサート」が開かれ、スピードスケートの平昌五輪金メダリスト小平奈緒選手（３６）＝茅野市出身＝が被災者に向けたメッセージ映像が披露された。かつて同地区…

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