サッカーJ3のAC長野パルセイロと松本山雅FCによる「信州ダービー」が13日、長野市の長野Uスタジアムであり、長野が2―1で勝利した。Jリーグでの県勢対決を長野が制するのは初めてで、リーグ首位に立った。 長野は再三、決定機をつくり、前半32分と後半34分に得点を挙げた。シュタルフ悠紀監督は「『山雅には勝てない』と言われたジンクスを乗り越えた。歴史的な勝利だ」。今節を終え7位に順位を落とした松本の霜田正浩監督は「(7日の県選手権決勝に続き)2週連続で長野に負けたことは本当に悔しい」と話した。 Jリーグは1993年の開幕から今月15日で30周年を迎えた。当時はアマチュアクラブだった両者はその後、何度も対戦を重ねてきた。松本が12年にJ2に、長野が14年にJ3に加入。昨季にはJリーグで初めて信州ダービーが実現した。 この試合の入場者数は1万2458人。今季のJ3で最多だった。シュタルフ監督は「毎