急性白血病の娘を看病するため選手活動を休止していたサッカーJ3・AC長野パルセイロの砂森和也選手(33)が今月からチームの活動に合流した。1日には久しぶりに練習に参加した。 今季、J3鹿児島から加入した砂森選手はリーグ戦4試合に出場。6月に娘が急性白血病と診断されたことを受け、チームを離れていた。砂森選手の家族を支援するため、クラブは寄付を募り、チャリティーオークションも開催。他クラブの試合会場でも募金活動が実施されるなど、全国の35クラブから支援が寄せられたという。 砂森選手はクラブを通じて「普段からライバル関係にあるチームの選手、監督、サポーターの皆様からもメッセージをいただき、サッカーでつながる人たちの結束力に砂森家は支えてもらいました」「お心遣いに心より感謝申し上げます」とコメント。今後は看病を続けながらチームの活動に参加していくという。(菅沼遼)