七尾市出身のメゾソプラノ歌手鳥木弥生さんの呼びかけによる能登半島地震のチャリティー公演「能登は優しや花までも」が6月4日午後0時15分から、東京都新宿区の東京オペラシティ・リサイタルホールで開かれる。 故郷七尾で公演、能登巡った仲間らと 鳥木さんのほか、いずれもソプラノ歌手の小林厚子さん、佐藤亜希子さん、ピアニストの藤原藍子さんが出演する。4人は「クアトロ・フィオーリ」のグループ名で2018年に七尾市文化ホールで公演し、公演後は能登各地を一緒に旅行した縁がある。さらにテノール歌手の与儀巧さん、バリトン歌手の原田勇雅さんも出演する。 当日はベルディ作曲「ドン・カルロ」やプッチーニ作曲「蝶々夫人」などオペラのナンバーのほか、沖縄民謡やミュージカルの楽曲を披露する。鳥木さんは「(公演を通じ)能登を忘れないでほしいと、大きな声で叫び続けたい」と話す。